Past away と表記します。
文字通り、この世を去ったと言う事です。
2週前に教え子の前立腺ガンの治療の事を知り、
なんとか、その運命に抗う治療法と、時間に抗う方法を探して、方々に募金活動を呼びかけていました。
4日前からICUに入るとの事を聞き及び、急遽Air Ticket を手配して、病院の場所から、バスの乗り方まで調べていました。全くのプライベートだけで行くには、ゴールデンウィーク中はコストが高い。なので、少し、ビジネスも兼ねる事にして、挨拶と連絡をして、なんだか半分くらい出張モードにも、なりました。
しかし、今朝、お姉さんから🇳🇵ネパールに行かないでも良いとのメッセージが...
んっ、どうして?
「いなくなりましたから」との返事...
すべては無駄に...
いいえ、後悔はしていません。
思った以上に彼にみんなからの声援や、みなさんからの善意をあつめることができたから...
でも、間に合わなかった...
やっぱり、こういう時は、何をもさておいて、逢いに行くべきだったんだと言う苦い反省だけが残りました。
とりあえず、キャンセルしても、お金は戻って来ないし、静かにお別れをしてこようと思います。
もう天国に行ってしまった彼のご遺体とお話して果たして意味があるのか?僕にはわかりません。
彼のお姉さんも、僕自身とほぼ同じフライトが取れたので、まず、カトマンズのお家に泊まってお別れした後、彼の実家に行ってお葬式に出るかどうするかは考えて決めます。
まさか、まだ、教え子の結婚式にも出ていないのに、先にお葬式なんて、悲しすぎます。
まだ、若い24歳の彼が亡くなり、54歳の僕は生きている。
運命とは非情です。
ただ、今回の教え子の死で、いろいろなことについて向き合って考えさせられたのは、無駄ではなかった。
とりあえず、今から初のタイ🇹🇭ルートでカトマンズへ教え子の見送りの旅に行ってまいります。