花粉症が酷く、今日の治療は辛くなりそうと心配していたけど処方していただいた点鼻薬のおかげでなんとか乗り越えられた。


今日は9回目の高気圧酸素治療。

明日で予定していた10回の治療の一区切りだ。


毎回 90分間の治療中盤になると空気の流れが激しいのと気温の変化に敏感な私の鼻が詰まってくる。


鼻呼吸が出来なくなると、口で呼吸になるわけで、鼻が詰まったまま息を吸って吐いて、酸素マスクが邪魔で余計に息苦しくなって、5回目の治療で初めて息苦しさからの呼吸困難を感じてパニックになった。

カプセルの中で身動きもあまりできず、先生を呼ぼうとカプセルを中からドンドン叩くも気付いてもらえない。鼓動が激しくなり、息苦しさは増し、外へ出られない恐怖が先立ち このままもう無理と思って叫ぶも中の声は外には聞こえない。


3回目のドンドン叩く音でようやく気付いてもらえた。カプセルの外についている受話器を介して先生が中の私と会話する仕組み。


息苦しさを訴え、酸素マスクはずして良いですか?の問いに一時的に外すのはOKと、(通常は外さない)外と会話が出来て、マスクを外せたことでなんとか気持ち的にパニックが治った。


でももう辞めたい。

が、先生は私のそこまで切羽詰まった状態と認識しておらず、『あともう少しで終わりだから…』

泣く泣くそのまま続行。

カプセル高気圧状態な時に 辞めると言っても

通常の気圧に戻すのに15分かかるため 仕方ない。

カプセルから出たくても今すぐは辞められないというのがまた恐怖感を煽る。


今 避難レベル級の地震が起きたら私はどうなるんだろうとか毎回頭をかすめる。

普段能天気な私でもかなりナーバスになる。


この治療は閉所恐怖症や耳抜きが出来ない方は受けられないのだそう。


カプセルから出た時は冷や汗で患者衣がびっしょりだった。

疲労感いっぱいで治療を終えて、今後の治療に不安を覚えた。