ふと思ったので、ブログを書きます。
大喜利を普及するにあたって、初めての方に大喜利をしてもらおうとすると、ネックになる点が「面白い事を言う」と言うことだと思います。
大喜利は面白を競うゲームだと言うことは当然なのですが、ただ漠然と面白いを考えるのはなれていないと難しいと思います。
面白い答えを出してくださいと言われてスッと出せる人は既に始めていると思いますし…
そこで思ったのが、お題によっては面白い答えを考えようと思わなくても良いのではないかと言うことです。
この考えが成立する条件として「こんな〇〇は嫌だ」や「〇〇だらけの小学校で起こりそうなこと」のようなシチュエーションを想像して答えるお題です。
例えば、「こんなラーメン屋さんは嫌だ」というお題が出たとします。
大喜利慣れしている方は、どこがどうだから嫌なのかを考えると思います。
この時にどストレートに「ラーメンがまずい」とは答えない人が多いと思います。
これは、ウケないと思うからです。
なぜウケないのか。それは、あまりにも普通のこと過ぎるからです。
では、どういう答えがウケるのか。
それは「想定していなかったが、言われてみれば嫌だな」という答えだと思います。
意外性と共感できる答えが基本的にはよいと思います。
と言うことは、「このラーメン屋さん嫌だなと思った面白い理由」と「もしかしてどっかにあるかもしれない嫌なラーメン屋さんの特徴」はだいたい同じお題といえると思います。
これは個人の主観となりますが、前者より後者の方が具体的で考えやすい気がしませんか?
ただ漠然と面白いことを言えよりは、ちょっとど真ん中からは外れた・他の人とはかぶらないような共感できる納得できることを言う方がやりやすいと思います。
このようなお題で面白い答えが出たとき、答えに対して「確かに嫌だな~」と思う事が多いと思います。
これはとても共感や納得がいったので、それが爆笑に変わったのではないでしょうか?
このように考えていくと大喜利は基本的に「なんか面白いことを言え」というようなゲームではないことがわかります。
もちろん穴埋めお題などはこの考えをしてしまうと普通になってしまうので、あえてトンチンカンな事を言う必要がある場合もあります。
大喜利慣れしている方にとっては当たり前の話なのかもしれませんが、今回のように文章化することで、これを見ていただいた方が新しく大喜利を始めてもらえるきっかけになればと思い書いてみました。
是非、見ていただいた方はご意見・ご感想をコメント頂ければと思います。
読んで頂きありがとうございました!
