新しい入居者の高橋さんを迎え事件が起きた。

津村が高橋さんに暴力をふるっているのではないかと。

高橋さんに不審なアザが両腕の上の方や大腿などにでき始めた。

また、とうとう津村の怒鳴り声がたまたま訪問していた区役所の生活科の担当者に聞かれてしまい、本社に連絡があったのだ。

 高橋さんは日に日に元気がなくなってきた。

津村の夜勤明けで出来たアザが怪しいと、スタッフの一人が、本社に密告したようだ。

津村は本社に呼ばれ区役所から通報された虐待の件で結局始末書を書かされることになった。

ただアザについては私はやってないと強く反発していた。

津村は傷心のため、しばらく休暇を取ることになった。

津村は奈央に「誰が密告したんだか。ただじゃ置かないから。」とにらみを利かせて休暇に入った。

奈央は正直安堵した。

当然その後がまとして高田の知り合いの、磯村という40代の
柔道をやってたという男性がスタッフに加わった。

何でも土建の関係の仕事をしていたとかで、力のある人であった。

ただ奈央はあの高田の紹介と聞いてなんだかあまりいい印象をもたなかった。


また、高橋さんのアザについても、津村が否定している以上
解決には至らなかった。

新人の磯村はてきぱきと仕事をしていた。

力があるため車椅子のつねさんなど、軽々と移動をしてもらえたため、みんなには力があるから助かるともてはやされていた。

ただリーダーの酒田は磯村に好意をもっていないらしく、「仕事はできるけど雑なんだよね。」などと漏らしていた。