うちの小さいCBこと、CB50SAの省電力対策をやりました。

ウインカーをパイロットランプを含めフルLED化です。

何年か前に12V化した際、ウインカーリレーはICリレーにしていましたが、M&Hのダイオードハーネスが安かったので、オレンジのBA9S電球もM&HのLEDに換えます。

 

ダイオードハーネスは、ウインカーインジケーターが左右兼用で1つの場合、LED化するとハザードのように全部の個所が光ってしまう現象を回避するために必要です。こんなパッケージに入っています。

CB550fourにもこの配線を施してありますが、550の時は、インジケーターの付近で加工せずヘッドライトの中のハーネス群の中から該当するラインを見つけ出す手法をとったためえらく手間がかかりました。

 

こういう配線をすればいいのですが・・・

前後が交互に光るタイプとか、パイロットとウインカーが交互に光るタイプなどは別の配線方法をとります。マツシマのホームページに丁寧な解説があります。

 

きょうは蒸し暑い日でした。蚊取線香を焚き、虫よけスプレーを腕や首筋に塗って作業しましたので「献血」せずに済みました。

 

作業はまず、スピードとタコの間にあるインジケーターの電球ハーネスを引き抜きます。ゴムのグロメットで入っているだけなので工具は不要。

 

次に、ヘッドライトを外してメイン・サブハーネスを露出させ、引き抜いたインジケーターハーネスを加工しやすいようにライトハウジングの中から前の方に引き出します。

結構きれいそうなのは、クレのラバープロテクタントで保護艶出ししてあげたからです。

この上の方のハーネス=オレンジと水色のウインカー左右の配線につながるものですが、一番引き出したところで、中心でプツンと切断します。

 

配線図のようにギボシを取り付けるため保護チューブを必要な分カットします。

 

これがM&HのLED球です。インジケーター用ですから十分な明るさです。

ただし、M&HのLED球は極性があるようで、図解通りやるとパイロットが点滅せず消灯したままなので、ハーネスの水色とオレンジ色を入れ替えました。これでうまく点滅するようになりました。

 

ウインカー球自体は安物ですので爆光ではありませんが、昼間も視認できる十分な光量があります。
これ以上は、ジェネレーターを12Vカブ用に換装し、コイル線の手巻直しで巻き数アップするなどの方法でアイドリングから14V台を出せるシステムに踏み切るかどうかです。
しかし、小さいエンジンのバイクですから、発電量をあげればそれだけエンジンパワーを食われるのも事実。どのへんで妥協するかですかね~