遅い夏休みを利用して24,25日の1泊で、TXオーナーズクラブ(TXOC)のミーティングが、富山県立山町で開かれ、初めて参加しました。標高千m.の称名滝駐車場。ここがクルマでいける最高地点です。
すでに2台が到着していました。銀のXS650Eは、万年さんです。いちばん向こう側のTX650は宮城から!
この称名滝(しょうみょうたき)は和歌山の那智の滝を超える、日本で最高の落差だとか、集中豪雨の影響で、水量もすごいです。コレを見ただけでも素晴らしい収穫でした。
この谷は、全体が硬い岩をスプーンで削り取ったような、見事な造形で圧倒されます。
ノーマル車だけではなく、素晴らしくカスタムされたカフェレーサーもありました。セパハン、大容量のGタンク、シングルシート、クワンタムのショック、バックステップ、ロックハートのオイルクーラー、フロント18インチ化、前後エクセルのE型アルミリム、エアファンネル、TZRキャリパー、ローターでブレーキ強化など。
とてもきれいな仕上がりでした。
泊まった宿のご好意で、夜は後ろにあるウッドデッキ(屋根つき)に収納させてもらいました。そして、どこかのクラブに負けない並べ方ですね。15台以上が集まりました。
3日目、蓼科、八ヶ岳から降りてきたら、すばらしい牧場が。馬がたくさん草を食べています。ぼくの馬もしばらく休憩です。
信州らしい風景です。日差しは強いのですが、標高が高いので、さわやかです。長袖シャツにトレーナー、上にメッシュのライディングジャケットを着ていますが、涼しいくらいです。今朝は標高1500m.の蓼科では、10度ぐらいになったといいます。
国道299号が、十石峠の少し先で土砂崩れの改修工事をしており、迂回を余儀なくされ、上野村のなかで再び合流できたのですが、いつのまにか鬼石町から神流川沿いを走っていることに気づきました。このままでは本庄市のほうに出てしまう。そこでショートカットしてみました。
ダムで水没してしまった村を一跨ぎするつり橋です。
名もなき道では、倒木、土砂崩れもありました。この写真を見てください。クルマでは通れないかも。
このほかにも、車の轍以外が苔生していて、一瞬テールスライドというところ、グラベルのダートもあり。
台風がらみの温帯低気圧の影響で、雨にも降られたりしましたが、素晴らしい出会いがありました。総走行距離881.5㎞、給油33.77ℓ、平均で26.1㎞/ℓの好燃費でした。5回給油しましたが区間燃費は、最高で28.65㎞/ℓ、最低でも24.05㎞/ℓでした。
とくに28キロ台を2回記録したのは、復路の立山から蓼科、埼玉へ、2級国道と名も無き道でいくつもの峠越え、ダートの林道などをそれこそゆっくりと走ってきたときがいちばんいい。ゆっくりツーリングするのに向いているBikeだと実感しました。
TXのミーの後は、一般道だけで、蓼科の民宿に一泊し、そしてR299と林道で埼玉へ。午後3時無事カエルしました。埼玉はやはり暑いです。