こんにちは、

ドリームライフナビゲーターのえみりです。

 

今年3月の始め頃に、

ヘンリー王子とメーガン夫人のインタビューがCBSで放送されました。

 

放送後は各紙で大きく取り上げられていましたが、

主に彼女による英王室の人種に関わる告発のみが集中的に報道され、

問題化されていたようでした。

 

もちろん、その問題が葛藤の原因だったのも事実であり、

彼女が訴えたかった内容かもしれませんが、

あのインタビューを通じて彼女が本当に伝えたかったことは

別にあったと思います。

 

彼女はインタビューの中で、

英王室で過ごしながら耐えなければならなかった

屈辱や葛藤について話していました。

 

ある時期は自分を傷つけてしまう考えまでもったと告白しています。

そして、何よりそんな自分のことを認めることがつらかったと。

 

彼女はヘンリー王子と結婚して英王室に入るまで、

女優であり、また国連大使として精力的に活動する女性人権運動家でした。

 

その経歴や彼女のインタビューを見ても、

とても芯があり知的で自立心に富んだ女性であることが分かります。

 

「私はもっと強いはずだ」、

精神的に追い詰められる状況の中そう思ったそうです。

 

助けが必要であることを認めることは、

相当の勇気が必要だと彼女は語っていました。

 

彼女のその言葉は私が過去に通過した感情を肯定してくれました。

 

私自身、自分が追い詰められた状況の中で、

自分には助けが必要であることを

ひたすら否定し続けていたことがありました。

 

「自分で何とか解決できるはずだ」

「自分はそんなに弱くないはずだ」

と言い聞かせていました。

 

でもまず、その事実を認めて

自分以外の人の力を借りることで、

自分を立て直すことができた経験があります。

 

助けが必要であると認めることはとても勇気がいることです。

 

なので一人で悩むことがあったら、

その葛藤している自分を認めてあげるだけでも

意味があることだと思います。

 

そしてインタビューの終わりを彼女はこう締めくくっていました。

 

「表面の姿からはその人が内面で何を感じているか決して分からない、

だから思いやりを持つことが大切なんです」

「これまで多くの大切なものを失ったけれど、それでも人生は生きる価値があります」

 

自分のつらい過去を共有することは簡単なことではないです。

 

王室関連の問題が独り歩きすることなく、

彼女の本当に伝えたかったことがちゃんと多くの人に届き、

私がそうであったように勇気づけられたらいいなと思います。