前の記事がしっかり表示されていなかったようです。ごめんなさい。
しっかし暑い!暑すぎる!
僕の地元は太平洋側なので、冬は雪が降らなくても非常に寒く、夏は高気圧の真下なので非常に暑い。
節電のためにクーラーは28度設定にしてますが。外から入るとまるで天国。
・・・と思ったら明日から東電管内で電力使用制限。
首都圏のみなさん、がんばれ。
説明が長ったらしく、30分くらいは話しただろうか。
「津波っていうのは巨大な波。原発ってのは原子力で発電する施設。だいたいこんなだよ。」
「現代って思ったより大変なところね。」
「それより、君はどこから来たの?」
「幻想郷っていうところから来たの。言っても分からないと思うけど。」
「幻想郷って、友達が言ってた気がするな。妖怪がいたり、女の子同士で闘いあったりするって。」
「だいたいそんな感じ。」
「まさか、幻想郷って実在したの!?」
「目の前にそこから来た人がいますが何か?」
「そうだったのか。いろいろ知らないはずだな。」
そうこう話しているうちに、腹が減ってきた。
「ご飯にするか。インスタントしかできないけど。」
支援物資のカップ麺にお湯を注ぐ。
「三分たったら食べられるから、それまで待とう。」
「へー、そんなに簡単にできるんだ。」
「そういえば、名前を聞いてなかったな。なんていうの?」
「私は白川 舞って言うの。舞って呼んで。」
「僕は吉川 丈。たけって呼んでいいよ。」
そうこうしているうちにできあがった。
「できたよ。よし、いただきます。」
「おいしい。簡単にできてしかもおいしいって、かなり得ね。」
あることを思い出した。
「そういえば君、泊まるところが無いんだったよね。ここにしばらくいてもいいよ。」
「本当にいいの?」
「用具とかは支援物資でもらってきたから。心配はいらないよ。」
しばらく居続けることにしよう。帰れる日はいつだろうか。
続く
ついていって到着した場所は、体育館だった。
「お兄さん、家はどこなの?」
「もう少しいったところにあるよ。ちょっと物資をもらってくるから。」
一体何があるんだろうか?それとも誰かと会うんだろうか?
「お待たせ。それじゃ家に向かおう。」
何やら手に持てるぎりぎりの大きさの箱を抱えている。
小一時間たって家に着いた。もう日がすっかり沈んだ。
そういえば、辺りには何かの破片の山が散らばっている。
「着いたよ。電気しかないけど、すまないね。」
持ってきた箱を開封する。
「それ何が入っているの?」
「とりあえず食料が入ってるんだ。物流が断たれて、ガスも水道も使えないんだ。」
「一体何があったの?どうしてこんな状況なの?」
「地震と津波と原発のためだよ。」
「さっきもそうだったけど、地震は分かるけど、津波って何?原発って何?」
続く
ダイヤにかなり正確で、使い勝手の良い日本の鉄道は世界から注目されているものの、幻想郷では全くと言っていいほど知られていない。
「どこへ行くの?」
「ちょっとその辺散歩してくるだけ。」
「早く帰ってきなさいよ。」
人里に住むこの女の子は、新しい世界を見ることができる日を心待ちにしている。
幻想入りした人たちの話を聞くうちに、外界に憧れを持っていたのだ。
そんな中、ふと、眠気が襲ってきた。いや、眠気じゃない。失神だ。
巨大な穴に吸い込まれるかのように襲う失神。いきなり何が起こったんだ?
考えるまでもなかった。夢がかなった。現代へ飛ばされていた。
ただ、場所は分からない。巨大な建物が軒を連ねているのは分かる。
一瞬で場所を理解できる人がいたらいいのだが。
「君?どうかしたの?」
20代くらいの若い男性が声をかけた。声で分かった。何やら全身真っ白の服を着ていて暑苦しそうだ。
「どこから来たの?家はどこにあるの?」
「私は幻想郷から来たの。ここはどこなの?」
「幻想郷?聞いたことないよ。あとここはF県I市。よかったね。この辺りはもう誰もいないんだ。」
「え?どうしてなの?」
「原発のせいだよ。この辺の放射線値がとても高いんだ。早くここから出ないと。」
よくわからないが、ここにいるのはまずそうだ。この男の人についていこう。
続く