Clear Wind
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君も星になって

 
暗く暗く
深い深い夜
流れる無数の星を追い掛けて走る走る
 
 
 
―――頼む、待ってくれ…っ!!っ、待ってくれ!!
 
 
 
駆る駆る
走る走る少年
 
 
 
―――ごめん…だから、だから待ってくれ、待ってくれ…っ!!
 
駆け上がった丘
落ちては消え、光っては消え、一瞬で消えてき………
 
「…ごめん」
 
ふわり…っ、
白い花びらがふわり宙に舞った
花びらは赤く赤く染まる
 
 
 
―――守ってやれなくって…っ
 
 
目の前には血が飛び散った白いワンピースを着たの少女
静かに微笑んだ…
 
 
 
 
 
 
丘に残ったのは白かったはずの赤い花
片方だけの靴―――…
 
そして飛び散った赤い血痕…
 
 
 
 
+++++++++++++++++++++
 
ほらー?
流れ星の悲劇。
 
よくわかんないよー。あたしが←

毒林檎と知っていて

 
雪を思わせる白い肌に闇を思わせる黒い髪。
 
そんな少女の話と言ったらアナタはもちろんあの童話を浮かべるでしょう。
 
 
白雪姫。
 
 
 
 
誰も愛してくれない。
父も母も継母も。
誰もが認めるこの美しさは私を苦しめるモノ。
でも―…
 
「お嬢さん林檎はいかが?」
 
ある日訪れた林檎売りの老婆。
この老婆が継母なのは勘なのか、なんとなく分かった。継母が私の美しさを妬んでることも。
この林檎の意味も。
 
「とてもめずらしい林檎なんだよ」
「甘い甘い…、ほっぺたが落ちるほど甘い林檎だよ」
 
正直、頭の悪い文句しか言わない人だと思った。
でも私は
「じゃ、お一つ…いただきます」
 
私は食べることを選択した。もちろん死ぬ気など無い。この愚かな継母に思い知らせてやろう、と思った。
 
私は林檎を切り剥き食べられるくらいの大きさに切った。
老婆はにまにまと顔を綻ばしている。私が食べるのも見守る気らしい。

「お婆さんもいかが?」
私は聞いてみた。
反応は思ってたとおりで老婆はぎょっ、としたがすぐに表情を戻すと
「私はお嬢さんに食べてほしいから、さぁお食べ…」
 
「あら、そう?じゃ…」
 
私は老婆の髪を思い切り掴んだ。老婆は目を見開かせた。
そのまま壁に叩きつける。
「うぅ……、」
呻きながら私を見る老婆。
 
「ふふ、私は貴女に食べてほしいわ…」
 

自分で分かる。歪んだ…歪んだ私の笑顔。
私はその白い指に取った林檎を老婆の口に口に無理矢理詰め込む。
「うが、がが…っ…!」
目が私への恐怖に滲む。血走った赤い目はまだ生気を…憎しみを残してる。
醜い。
「ふふ…ふふふ、」
徐々に弱っていき、遂に動かなくなった老婆。
目は血走ったまま、口はだらしなく涎を垂らしてる。
「醜い…不様なお義母様」
歪んだ笑顔で私は呟く。
 
 
 
「さぁ、私もそろそろ…」
林檎を取る。噛り付きそのまま飲み込む。
私は倒れる。でも死んでなんか無い。誰が死ぬものですか。
 
誰も愛してくれなかった私。
でも私は美しい。
私の美しさは私を幸せにするモノ。
そう、毒林檎をも利用して。
 
毒林檎と知っていて        (全ては私の幸せへの条件)
 
 
 
 
+++++++++++++++
 
初。
お題借りちゃった。ありがとぉ!!ちいちゃ!!+゚
さて、とコレはなんつぅか…
白雪姫の裏パロ?
お題まんま。
文才無いのばればれ。
でも楽しく書けたし?いっかなぁ。次があるさ、つぎ!!ァ
 
うん。まぁ最後まで読んじゃった人ありがとーでした+゚