(3)ゴールラインの定義の変更


 今回の変更項目の中で、解釈が難しい変更の1つです。


従来ゴールラインは「面」として認識され、この「面」をボールが通過すれば得点となる、という解釈でした。そしてこの「面」はサイドラインの外側にも延長して存在するとされていました、つまりしたの画像で#12はパイロンの外側に向かってボールを差し出していますが、ここにも延長されたゴールラインの「面」が存在するので、このPlayは得点として判定されていたわけです。(厳密に見ると#12の右足はサイドラインを踏んでいるので、NGとも取れるのですが・・・)





アメリカンフットブログ-GB2



 今季からはこの「面」はパイロンとパイロンの間のみに存在することになります。つまり、上の写真はNGという判定になります。


 ただし(この「ただし」がやっかいなのですが)、ボールがデッドになる前にボールキャリアがエンドゾーンに入っているかパイロンに接触していれば、ゴールラインの「面」は延長されます。上の写真でいえば、#12の右足がこの時点でパイロンに接触していれば得点となるわけです。





 これは質問が殺到しそうですね。現時点でわかる範囲でお答えします。