喜びの感度が高い人は、辛い状況であっても、
そこに喜びを見出します。
もちろん苦しみや痛みのなかに、
喜びがあるのではありません。
けれども、
苦しみや痛みを通して見えてくるものがあります。
苦しみや痛みを味わうことで気づくことがあります。
当たり前のように受けとめていた自然の営み。
当たり前ように受けとめていた人の思いやり。
当たり前ように受けとめていた自分の命。
それらが決して当たり前ではなく、
自分へのさりげないプレゼントだったと気づくとき、
人は喜びを感じることができるものです。
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私の幸福論―「しあわせ」を感じる生き方
日野原 重明 (2005/10) 大和書房 |
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