映画「それでも夜は明ける」

2013年 アメリカ

「12 Years a Slave」

(邦題:それでも夜は明ける)

実在の人物、ソロモン・ノーサップによる自身の体験をもとに描いた著書「12 Years a Slave」を原作に作られた映画作品。

1841年アメリカ、自由黒人として家族と平和に暮らしていたバイオリニストのソロモン・ノーサップ。ある時、仕事を頼みたいという男たちにだまされ奴隷として売られてしまう。それから12年間もの長い間家族に連絡も取れず、奴隷として生活をすることになる。

今回はキャストで選んだ映画〜 

主人公がキウェテル・イジョフォーでカンバーバッチとブラピ出てるって見るしかないでしょ！
劇中、みんなで歌う場面があってイジョフォーの歌声も少し聞けてやっぱりいい声だな〜って感心した。(話の展開的には、仲間が亡くなった時の餞けのため歌なので決してハッピーな場面ではありません…)

全体の感想としては、とてもいいです お勧めできます。

アメリカの人種問題を題材にした作品は見てると心が苦しくなるし、きっと現実は映画で見るより遥かに残酷だったんだろうと思う。それは絶対に想像では補えないんだけど、見ずにはいられないし、知っておきたいと思ってしまう。 

…まぁしかし、こういう映画はたとえ主人公がハッピーエンドで終わったとしても、純粋に幸せな気持ちになれないね。描かれないところに数え切れないほど救われない人たちがいたと思うと…
(ここで自由とか生きるとか答えのない哲学を始めると長くなるので割愛笑)

とにかく！脇を固める俳優の贅沢さ、なによりノーサップ役のイジョフォーの熱演に一見の価値あり

(ブラピは安定のやさおとこ役でしたw あと映画の冒頭に出てきた12 Years a Slaveのスレイブって単語の意味わからなくて私の英語力に絶望w でも映画は字幕派！)