月に1回のお勉強会

自然食品店「ナチュラルハーモニー」による

「ハーモニックライフのはじめかた講座」

頭で食べない五感食のすすめ

さらば栄養学

 
いきなりですが、問題です デデン
 
 
上の写真は大根の葉になりますが
AとBどちらがどちらが
健康な大根でしょうか?
 
Aの方が葉の色が薄いですね
Bの方が葉がしっかりしている印象ですね
正解はA
Aは農薬も肥料も与えていない大根
つまり、自然栽培の大根になります。
 
Bは農薬を4~5回使用した大根で
土壌消毒剤がまかれた土で育ち
大きく育つように肥料が大量に投入され
虫がこないように農薬をかけられた大根
 
 
一般的にはBが健康的な野菜だと
認識されていると思いますが
いかがでしたでしょうか?
 
 
自然栽培とは
農薬も使用しない
肥料も与えない
植物と土が本来持つ力を
引き出す農法
 
 
何もしないで健康な野菜が育つの?
農薬の何がいけないの?
肥料は与えて当然でしょ?
と思われる方もいらっしゃると思います。
 
何もしないでも
育てることができるのは
その畑=場がいいからできることなのです。
 
 
えーー?それってどういうこと?
ってなりますよね。
 
それには論より証拠
こちらをご覧下さいませ。
 
 
この写真は
自然栽培でりんごを育て
「奇跡のりんご」として映画にもなった
木村秋則さんのりんごの写真です。
木村秋則さんについてはこちらをご覧下さい。
 
左:収穫後
中央:1年後
右:2年後
りんごの経過を辿った写真になります。
 
 
これを見て
何かお気づきになられましたでしょうか?
普通はすぐに食べてしまうので
ピンとこない方も多いかもしれません。
 
 
この写真で大きな事実は
2年経っても腐っていない
ということです。
一番右のりんごは2年経過してますが
腐ってないですよね?
“しぼんでいる”と言ったらいいのでしょうか。
 
自然栽培のこのりんごは
農薬も肥料も何も与えていなくても
病原菌や虫に侵されずに
立派に美味しく育つのは
その畑=場が自然と調和しているから
 
本来はこのように
育てることができます。
 
ですが
早く大きくしたい
➡肥料
肥料を与えると土の調和が乱れる
➡虫・病原菌
虫や病原菌をなくしたい
➡農薬
農薬・肥料だらけになると土が悪くなる
➡土壌消毒
土壌消毒すると種が育たない
➡種にも農薬
 
こんな現状が一般的な野菜なのです。
 
こういった野菜を放置しておくと
腐るという現象が起こります。
 
 
写真をご覧いただくとわかるように
腐らずに枯れる(しぼむ)という姿が
自然栽培の大きな特徴
自然の摂理に則り土に還り
循環する姿になるのです。
 
 
イメージとしては
木に青々と生い茂った葉が
季節と共に時間が経過し
自然と落ち葉となって地面に落ち
それが土の栄養分となって
土に還る。
 
この自然の営みと
自然栽培の食べ物は同じになる
ということになるのですね。
 
 
何となくわかるような・・・
でもイマイチ腐るってどういうことが
ピンとこないですよね?
 
 
では、こちらをご覧下さい。
写真が小さくて申し訳ないのですが
左が自然農法大根
右は一般的な大根
 
2007年からビンに入れておいた大根で
もう12年ものですね。
 
右の一般的な大根は
ドロドロのぐちゃぐちゃになって
蓋を開けると腐敗臭がヒドイって
もんじゃーないそうです。
 
見たからにそんな感じがしますよね。
 
これが腐るということです。
 
 
 
それに対し
左側の自然栽培の大根
こちらは形はそのまま縮まり
まぁ~何ということでしょう~
発酵しているではなりませんか!
 
大根なのでたくあんですねキラキラ
自然栽培のものは
自然と発酵するようになり
これが本当の発酵食品。
 
わざわざ添加物を入れずとも
自然栽培のものでしたら
時間の経過と共に発酵し
これを先人たちが食べて
「美味しい」と感じ
食べ続けてきたという訳です。
 
そうすることで
体にもいいということがわかり
発酵食品は体にいいということが
定着したのですね。
 
現代のように
あれが体にいいらしい
これが美容にいいみたい
あれこれ頭で考えて食べるのではなく
五感で食べていたのです。
 
師 佐伯チズも
五感を大切にとよく言っていたことを
思い出します。
 
 
 
でもさ 
自然栽培がいいのはわかるけど
有機栽培だっていいんじゃないの?
と思う方もいらっしゃると思います。
 
これがですね・・・
私もショックだったのですが
こちらをご覧下さい。
またまた写真が小さくて申し訳ないのですが
 
左が自然栽培の大根
右が有機栽培の大根
 
いかがですか?
一般的な大根とあまり変わらなくないですか?
 
▼一般的な大根(右)16年もの
▼有機栽培の大根(右)3年もの
 
有機栽培のものでも
一般的な大根とさほど変わらずに
腐る現象が起こっているという
衝撃の事実
 
これには私もビックリ!!
 
どうして
変わらなくなってしまうのかといいますと
有機栽培には
特定の肥料を与えていいのですが
その肥料のレベルが低ければ
一般的な大根と
ほとんど変わらなくなってしまうのです。
 
肥料の怖さが少しわかりますよね。
 
有機野菜・オーガニックといっても
残念ながらピンからキリまである
ということなのですね。
 
 
はぁ~~~
そっかぁ~~~
なんかもう読む気なくしちゃいますよね~
 
 
私もスーパーで野菜を買うこともあれば
自然食品店で野菜を買うこともあります。
 
自然食品店だけで
すべてを揃えることは
やはり難しいです。
 
ですが
こういうことを知れば知るほど
このままでもいけない
そんな気もしている訳です。
 
だったら
とにかく試してみよう!
 
ということで
勉強させていただいた
「ナチュラル・ハーモニー」の
野菜宅配セットである
お試しセットを申し込んでみましたキラキラ
 
届きましたら
またご報告させていただきますね!
 
 
 
ナチュラルハーモニー

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