【プロローグ 5 】 ~My memories~ 桜便り
【 約 束 】
1995年10月26日
『タクちゃん♪』
『ん?なんだい?』
『やっぱり、タクちゃんは笑っている顔が1番良いね♪』
『そっ、そうかな~・・・』
『うん。ほんとだよ。だからね・・・』
『ん?だから?なんだい?』
『うん・・・だからね・・・いつも笑っていて欲しいな~・・・』
そのとき、妻の余命は既に過ぎていた・・・
『あっ、あったりまえじゃないか!ずぅ~とっ。ずぅ~とっ。俺は笑顔でいるよ。』
『よかった♪約束ね♪』
『あぁ、約束だ。』
そこで、私達は思い出の永代橋の夜景を眺めながら、
お互い、とても小さな小指を重ね合わせ、
人生で最後の約束をした・・・

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