~My memories~ 著:WILL -932ページ目

【プロローグ 5 】 ~My memories~ 桜便り


【 約 束 】

1995年10月26日


『タクちゃん♪』

『ん?なんだい?』

『やっぱり、タクちゃんは笑っている顔が1番良いね♪』

『そっ、そうかな~・・・』

『うん。ほんとだよ。だからね・・・』

『ん?だから?なんだい?』

『うん・・・だからね・・・いつも笑っていて欲しいな~・・・』

そのとき、妻の余命は既に過ぎていた・・・

『あっ、あったりまえじゃないか!ずぅ~とっ。ずぅ~とっ。俺は笑顔でいるよ。』

『よかった♪約束ね♪』

『あぁ、約束だ。』

そこで、私達は思い出の永代橋の夜景を眺めながら、

お互い、とても小さな小指を重ね合わせ、

人生で最後の約束をした・・・

$~My memories~ 著:will



次のページへ≫


【携帯用TOPページへ】


【PC用TOPページへ】