中毒になりそうになったロシアの反対派指導者アレクセイ・ナワルニ氏は今月17日、ドイツから空路帰国した。 支持者はモスクワの空港で迎えに行く準備をしていたが,飛行機は一時的に別の空港に着陸する予定だった。 彼は上陸後逮捕された。 ロシアの反対派は土曜日(1/23)、ナバニ氏を支持するため全国規模でのデモを呼びかけた。 首都モスクワなど110以上の都市の民衆が寒風を冒して街頭に繰り出し、ナバニ氏の釈放を求めた。 その結果、警察との衝突が勃発した。 警察は不法集会であるとして3134人のデモ参加者を逮捕したと発表した。 ナバニさんの妻ユリア・ナバルナヤさんもインスタグラムで逮捕されたことを明らかにし、警察の車内にメッセージを投稿した。 ナワルの同盟国レオニード・ウォルコフは、来週末にさらなるデモを計画していると述べた。  

 

首都モスクワでの集会はクレムリンから約2キロ離れたプシュキンスカヤ広場で開かれた。 当局は広場の周りに障害物を設置したが、ロイター通信は少なくとも4万人がまだそこにいると推定しており、ロシア内務省は4000人しか「いない」と主張している。 彼らは「プディングは泥棒だ」「恥だ」「ナバニを自由にしろ」などのスローガンを叫んだ。 警察は不法デモの警告を放送し、防疫のために社会的距離を置くように指示した。 機動隊は外出を拒否した参加者を勝手に逮捕し、警棒で殴り、警察が手配したバスに乗せた。  

 

ナバニが収監されている厳重な監獄のほかにも、数百人のデモ隊が「ナバニを自由にしろ」などのスローガンを叫んだ。 彼らはまた殴られ,警察に警棒で連行された。  

 

デモは、時間帯の早い極東とシベリアの地域で先駆けて行われた。 ウラジオストク(ウラジオストク、ウラジオストク)の機動隊が街頭でデモ隊の一団を追いかけているのが、オンラインで流布されている映画で見られる。 昨年、デモが続いたハバロフスク辺境では約3000人が零下14度の気温の中で街頭に出て、「恥」や「強盗」などのスローガンを叫んだ。 シベリアのヤクーツクでは、氷点下52℃の中で警官に捕まってトラックに乗せられ、サンクトペテルブルクとエカテリンブルクでも何千人もの人々が街頭に出た。  

 

日本放送協会(NHK)によると、このデモはロシア各地に広がった。 現地の人権団体によると、全国110都市で逮捕された人を合計すると、およそ2500人が逮捕され、このうち795人がモスクワで逮捕された。  

 

ロシア当局は、活動の前に、活動が不法であると発表し、市民を脅かすために不法に集会を開いたとされる組織の少なくとも3人の反動勢力を逮捕した。 国内の電話とインターネットも一時中断されたが、デモ参加者があちこちを歩き回った。  

 

一部の反対派は、政府の嘘に対する民衆の飽き飽きしを反映した異例の規模でデモが全国を席巻していると述べた。 ナバニの盟友レオニード・ウォルコフ(Leonid Volkov)は、来週末にさらなるデモを計画していると発表した。  

 

ナバニは昨年8月,致命的な神経毒で毒殺された。 容疑者はロシアのスパイ。 彼はリハビリのためドイツに渡り、ロシアに戻った。 彼は飛行機から降りるとすぐに逮捕された。 ナバニ氏は22日、獄中で支持者に感謝し、「自殺する気はなかった」と強調。  

 

米国務省はこれまで、デモ参加者やジャーナリストに対するロシア当局の厳しい措置を強く非難し、普遍的権利の行使で逮捕された人を釈放するようロシアに呼びかけてきた。  

 

EUのボレリ外相(Josep Borrell)もツイッターを通じて、ロシアがデモ参加者を大規模に逮捕し、比例しない武力を使って、インターネットや携帯電話の信号を遮断していると非難している。 同氏は、EUの外相は次のステップについて議論するために月曜日(25日)に会合すると述べた。 (国際センター/総合外電記事)