天気もカープも「やれやれ~」な今日この頃~
無料のワークショップが無事終了し、昨日はイースターの食事会で趣味の種まきもひと段落。急に20度も下がって寒いから、今日は家でのんびりです。ギリシャの後に行ったマルタの写真整理をしました。
首都バレッタ
旅行の際はその国の文化や経済を調べるけど、今回の3週間の滞在ほど、現地の「今」について考えさせられたことはなかったです。
聖ヨハネ大聖堂
そもそもなぜギリシャとマルタを選んだかというと、単純に「まだ行ったことがなかったから」。欧州在住時にEUの主要な観光地はほぼ行ったのですが、この2国だけは初めてだったのです。ギリシャは友人が何人もスリに遭っているし、マルタは小国ゆえに身近に行ったことがある人がおらず、これまで足が遠のいていたのです。
マルタは元イギリス領で、城塞が多く歴史が凝縮された島国。
イギリスと同じ右ハンドルだから日本車が多く、なかには日本からの中古車も。
滞在中の食事は、朝はホテルの豪華で制御不能になりそうなビュッフェ、昼は軽め。夜はシーフードにしていました。マルタ名物はウサギとタコ。でも両方苦手なので食べていません。(たこ焼き以外のタコは無理)
地理的な理由でイタリア系移民が多くて、イタリアンが充実しています。シチリア料理屋のオーナーが「おいしくなかったらお代はいらないよ!」と豪語したイカのハーブグリルは絶品でしたよ。
美味しいものはたくさんあったけれど、一方で残念な現実も。美しい地中海に囲まれているのに漁業は盛んではなく、養殖と輸入がメイン。土地が痩せ降雨量も少ないため、農業は玉ねぎとトマトくらいで、多くが輸入なのです。
ホテルとコンドミニアムのエリア
滞在中に何より強く感じたのは、「観光業に舵を切りすぎではないか?」「移民が多すぎでは?」という違和感でした。
もともとEUで最も人口密度が高く、食料自給率も低い国なのに、キャパシティ以上の人間を受け入れているように見えます。道は昔ながらの狭いままで電車もないから、まさに広島弁で言うところの「わやくそ」状態。ふと空を見上げれば、視界に入るだけで16基もの大型クレーンがあって、至る所でコンドミニアムやホテルの建設ラッシュ。
マルタ島から船で行けるゴゾ島の外れはのんびり
あと、スキンシップが多くてパーソナルスペースが狭いだけでなく、物理的パーソナルスペースが極端に狭いことも合わさっているから、プライベートな空間を大切にする私には少し苦手な環境でした。欧米では店内で他人と距離が近くなれば「Excuse me」の一言があるのが普通だけど、それがない。ぶつかっても何も言わない人もいて、これはカルチャーショックでした。
建物を出入りする際、後ろに人がいたらその人のためにドアを押さえて待つというマナーもなく….。そうした習慣のない国からの移民が増えたのも影響していそうです。
20年前は外国人は国の人口の3%だったのに、今じゃ外国人が30%。
ホテルや病院では英語が堪能なフィリピン人、建設現場ではインドやネパール、不動産と飲食業は中国人。オンラインカジノと飲食業でイタリア人。見かけた日本人女性語学遊学生?気にかかりました。
空港へ向かう車中、マルタ人の運転手さんが、「昔はもっとマルタらしさがあったけれど、急に色んな国の文化が入り混じりすぎて、すべてが悪いとは言わないけど…」とため息交じりにつぶやいていたのが印象的でした。
ちなみに一番感動したのはこれです。
化石で有名な海岸だとは全く知らず、適当に行ったゴゾ島の岩場で、縄文時代のヨツアナカシパンの化石を見つけたことが非常に嬉しかったです。
子供の頃、砂浜に打ち上げられたヨツアナカシパン(ウニの仲間)の死んだ後の殻を集めるのが好きで、今でも海岸に行くとつい探してしまいます。










