チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード:交響曲第6番
ハンドリー/アルスター管弦楽団
イギリスの作曲家といえば、ヘンデル(ドイツ出身ではあるが活躍したのはイギリスなので実質的にイギリスの作曲家と見なして良いだろう)以降エルガーまで皆無に等しいとされることが少なくない。その「皆無」の中では、非常に失礼な言い方ではあるがスタンフォードは最も「まし」とされる作曲家であった(もっともスタンフォードはダブリンの生まれなので正確にはアイルランドの作曲家だが)。エルガーが出てきて完全に彼の影に隠れてしまったように言及されることも多く、それが逆にスタンフォードってどれだけ凡庸な作曲家なんだろうと誤解されてしまう原因にもなっているように思う。
しかし、こうして実際に作品を聴いてみるとなかなかどうして。確かにエルガーのような強烈な個性はないかもしれないが、なかなか良い音楽を書いている。「イギリス風ブラームス」といった風情で、耳当たりも良くとても美しい。強烈な個性がないということは、裏を返せば英国紳士的な中庸の精神が音楽に表出したとも言えるわけで、これがスタンフォードの「個性」と言えるのかもしれない。
タイユフェール:ハープのためのソナタ
R.コルサコフ:スペイン奇想曲
メータ,BPO
シューマン:幻想曲op.17
フレイレ(p)
ということで今回取り上げるのはシューマンの幻想曲。先月がシューベルトだったので前期ロマン派で時代が下っていくことになる。
ファンタジア・四季(春の小川、さくら、ほたるこい、紅葉、雪、故郷)
アルゲリッチ,マートン(p)
