練習後、ある選手と1対1での対話において、
「一生懸命やるにはどうすればいいの?」
「どういうことなら一生懸命になれるの?」
ということを話した。
一生懸命になれない自分がいる。
なら、何故一生懸命になれないのか?
「苦手なことだったから」と。
なら、どういうことに対してなら一生懸命になれるの?
「………楽しいと思えること?」
確かにそうだ。
じゃあどういう時が楽しいの?
「上手く出来たときとか出来なかったことが出来たとき」
じゃあその先はどうなるの?
「………成長できる。」
じゃあ成長出来ると思えることをしてる時は楽しいって思えるってことだよな?
彼はそこから、一生懸命になれる自分を探す何かを感じてくれたと思う。
辛いことや苦しいことを「楽しい」に変える方法を知った。
彼が変わる一つのキッカケになればと思う。
余談ではあるが、今ちょうど自分自身が彼と同じ壁にぶつかっていた。
彼と話をする中で、自分自身に言い聞かせているような感覚もあった。
そして、自分の壁を越えるヒントを貰った気がする。
伝えているようで伝えられていた。
一緒に話をしてくれた彼に感謝したい。
ありがとう光希。