北海道日本ハムファイターズの新庄監督は、家を出る前に靴ひもが切れたらどうするかという話題で、「家を出てから切れたら戻らないといけない。でも、家で切れたら『他の靴で行こう』『服も変えよう』と考えられる。家を出る前に切れるのは逆にラッキーじゃん」とTVで答えているのを思い出した。
僕は靴紐が切れたら、すぐにツイてないない人生が靴紐まで表れたと悲観的になってしまう。40代くらいからずっとツキのない人生のような気がしていた。昨日も自分の運の悪さに自己嫌悪感が広がった。それでも、朝起きたら歯を磨いて、また日常生活に入らなければいけない。人生を止めようとまでは思わない。ただ、不貞腐れてるだけだ。
であるならば、いい加減マインドセットを変えていかなければならない。事実は常に一つだとしても、その受け止め方は常に一つではない。何の不自由もなく生まれてきた人も、ある日突然交通事故に遭うかもしれないし、病気になるかもしれない。
であるならば、病気に対して具体的な対策が打てるように発見できたことをLuckyだと思わなければいけない。このまま知らなければもっと酷い顛末が待っているからだ。
ポジティブに考えながら生きるのも、ネガティブに考えながら生きるのも、毎日の生活自体はそれほど大きくやることは変わらない。であるならば、ポジティブに捉えて生きるほうが限られた時間の過ごし方としては正解なはずだ。