仮面ライダービルド 49話

泣いても笑っても最終回・・・

前回の「ばんじょぉぉぉ!」の続き。

「あいつを連れ戻す。」

万丈を助けに行こうとする戦兎の前に葛城巧が現れ・・・

「君が行く必要はない。万丈龍我の言う通り

エボルトの遺伝子を持つ彼が一緒に滅びるべきだ。」

「犠牲になるのは俺だけで十分だ。」

「愚かだよ。

でも、世界を救えるのはそういう人間なんだろうな・・・」

ま、戦兎が死ねば巧も消えるんだし、巧としては

複雑な想いがあるんじゃないかな?

ここで、脳内会話は終了。

 

「ほんとにそんなことできるの?

戻ってこられる保証はないんでしょ。」

心配する美空を後に、無言で・・・・

「待ってろ!万丈!!」

ラビットラビットフォーム!

毎度、最終回の定番アバン無しのOP

(w_-;

これ見ると毎回、ああ、終わっちゃうんだなぁ、って実感。

 

で、エボルトと万丈の元についた戦兎ですが・・・

!!(゚Ω゚;)

 

「残念だったな。万丈は俺が吸収した。

後はお前の力さえ吸収出来れば

エボルトリガーは復活する。

そうすれば、俺は再び

宇宙を超越した力を手に入れられる。」

 

ここがよくわからない・・・

戦兎(ビルド)の力を吸収・・・ってどういう状態なんだろ?

ジーニアスボトルは無くなってるし、戦兎自身は

普通(でもないけど)の人間だし・・・

 

「俺を倒さなきゃ、エネルギーは放出されない

二つの世界は消滅して

お前の計画は水の泡だ!!」

「新世界は必ず創る!」

「ジーニアスじゃないお前に何ができる?」

 

このあたりは、、ま、今までの流れ的に想定内。

 

「いい加減気づいたらどうだ?

桐生戦兎は地球にとって

存在すべき人間ではなったということに。」

「黙れ!!」

「お前が全ての元凶なんだよ。

お前がライダーシステムを作らなければ、

仮面ライダーにならなければ・・・

こんな悲劇は生まれなかったんだ!

お前は、俺に創られた

偽りのヒーローだったんだよ!!」

 

エボルト・・・言ってることがちょっと支離滅裂です。

ライダーシステムを作ったのは戦兎の父ちゃんだし

元々、美空にボトルの浄化をさせるために

戦兎を仮面ライダーにしたのはスターク(エボルト)だし

自分で「俺に創られたヒーロー」って言ってるし。

自分でやらかしといて「お前が元凶」って・・・

 

「これで終わりだ・・・桐生戦兎・・・」

・・・!!!

「身体が動かない!どうなってる?!」

 

「何やってんだよ!戦兎!」

万丈キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

「万丈・・・」

「エボルトは俺が何とかする!お前は逃げろ。

なぁ、戦兎・・・今どんな顔してるかわかるか?

クシャっとしてんだよ。俺の顔・・・」

おおー、ここで随分古い感動シーンをブッ込んできました!

3話の鍋島を追って船に乗るくだり参照です・・・

「一度しか言わねーぞ・・・

誰が何と言おうと・・・

お前は俺たちのヒーローだ・・・

だから、生きてくれ・・・」

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

「ふざけるな!!!」

なんか・・・出てきた・・・

あ、ドラゴンフルボトルが・・・

 

「万丈は完全に封じ込めた。

もう、二度と現れない。」

 

「最悪だ・・・

お前のその顔・・・

見たくなっちまったじゃねーか・・・」

 

「最悪だ」いただきました!!!

ここからですよ!

「ヒーローが逃げるわけにはいかねーからな。」

今、助けてやるぞ!万丈!!

エボルト!確かにお前が俺を仮面ライダーに

したのかもしれない!

でも、

俺がこの力を正しいことに使ってこれたのは

かけがえのない仲間がいたからだ!

みんなが・・・桐生戦兎を・・・

仮面ライダービルドを創ってくれたんだ!

愛と平和を胸に生きていける世界を創る!

そのた為に、この力を使う!」

「破壊こそ力だ!

お前の正義など俺が壊してやる!!」

 

いいですね。この正義の定義の違い。

仮面ライダーらしくて好きです。

善と悪は客観的に見てる側が判断することで

正義は自分が主観として行っている行為の正当化。

エボルトは確かに悪に見えるけど、

決して自分の行っていることが間違ってるとは思ってない。

ある意味、エボルトはすごいですよ。

その信念を元に独りで戦ってきたんですから・・・

でも、実は劇場版でブラッド族って仲間がいたことが

発覚したんですが・・・

石動(前川さん)自身「仲間いたんだ・・・」と言ってたくらい

後付けですが。(ま、劇場版は別の話だからな)

 

「どちらの力が本物か、俺が証明して見せる!」

そうこうしてる間に・・・

「光の切れ目がふさがれていく・・・」

エボルトと戦兎は最終決戦、突入です!

「どちらが先に消滅するか勝負だ!」

 

ここからフォームチェンジが忙しいです(^∇^)

ラビットラビット→タンクタンク→ラビットタンクスパークリング

少しづつ、エボルト究極体から力をそぎ落としていき・・・

ラビットタンクに。

「ついに初期フォームか。答えは出たようだな。」

「どうかな?」

お、ゴールドラビットフルボトルとシルバードラゴンフルボトル!

 

劇場版の限定DX欲しかったんですが結局普通の前売り。

主婦的に買えなかったんですよね・・・

 

戦兎、ボトルをフルボトルバスターに装填!

「そんな攻撃が通用すると思っているのか!」

「思てるさ・・・」

 

「俺と万丈は最高の・・・コンビなんだよ!」

о(ж>▽<)y ☆

この後、エボルトタコ殴りです

で、効果は?

 

「なに!何故また体が!?」

「戦兎!バッキバキに目ぇ覚めたぜ!!」

「万丈!!きさまぁ!!」

 

「さぁ、実験を始めようか・・・」

ビルドアップ!ベストマッチ!

ラビットドラゴンフォーム!

「勝利の法則は決まった!」

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

!戦兎&万丈で言ってるやん!!

 

「これが最後だ!」

「この俺が滅びるだと?!

そんなことがあってたまるか!

人間どもがァアアアア・・・」

 

やっぱり最後はライダーキックです(〃∇〃)

 

エボルトの消滅により新世界への融合が加速。

( ̄□ ̄;)

「エボルトが消滅した。」

「これで、役目は終わった・・・」

 

え、ベル様、いらっしゃったんですか?

43話ですっかり消えていなくなったのかと思いきや

力はなくなっても意識は残ってたんですね・・・

役目が終わったって言うより、

見届けたかったってところでしょうか?

バングルが外れ、完全に消滅したようです。

 

 

「二つの世界が融合する・・・」

「戦兎・・・万丈・・・」

 

((>д<))キャー・・・!もう、人々は阿鼻叫喚です。

ある意味、この人たちって、事態を把握してないんで

仮面ライダーが勝ったのか、エボルトが勝ったのか

よくわからいまま、この瞬間は絶望しかないですよね。

ヽ(;´Д`)ノ

 

で、目指していた新世界の誕生です。

あ、手にライドウォッチ・・・

ジオウのつながりも忘れてないあたり、あざといわぁ。

 

に、しても・・・可愛すぎる!(///∇//)

仮面ライダー見てて、キャラとしていいと思ったことは

あるけど、これは・・・あまりにも完璧な男前やわ・・・

伊達にジュノンボーイってわけじゃないのね。

 

で、状況は・・・

「スカイウォールが・・・ない・・・」

街頭テレビでは・・・

「氷室首相が生きてる・・・ってことは?」

 

「あの時君が導き出した結論は正しかったようだ。」

「もしかしたら父さんは

全てを元に戻そうとしたのかもしれない。」

「元に?

父さんの研究データにそんな記載はなかった。」

「それは、必要なアイテムが揃わなかったからだ。」

「ジーニアスボトルか!」

「ジーニアスボトルは

元々パンドラパネルから作られたモノだ。

白と黒のパネルとジーニアスのエネルギーを使えば

物理法則を超えた救済が出来るのかもしれない。」

「物理法則を超えた救済?」

「二つの世界を融合させることで

スカイウォールが存在しなければ

実現したであろう現在へと人々を移す。

それが、父さんの創ろうとした本当の新世界・・・

父さんの夢見た世界が実現したんだね。」

 

「でも、新世界の人間は

別の10年を送っていたいたことになる。

君が知っている彼らじゃない。」

 

砂羽さんと幻さん!

「中央政経ジャーナルの滝川です。」

「夕方まで執務室で話しましょうか?」

 

おお!

「隣のホテルで朝まで語り明かそうか?」って一話で言ってた

前の世界とは大違いです!

恐るべしパンドラボックス・・・

 

難波機械製作所・・・普通の中小企業です。

お、うつみんも、熱血技術者ってところでしょうか?

で、ここも気になるよね・・・

三羽ガラスも、かずみんも健在です・・・

キャラは相変わらずですが(;^_^A

 

一方、戦兎は・・・

「本来なら桐生戦兎は新世界に存在しない。

たとえ、創造主として生き残ったとしても

君を知る者は誰もいないだろう・・・

そろそろお別れだ。

・・・楽しかったよ。」

葛城巧は消えていきます。

そうだよね・・・この世界には葛城巧は居るんだもの。

この世界の巧と融合して然るべきだものね・・・

 

?!

そこに万丈が、かすみと現れ・・・

「万丈!無事だったのか?!」

「あんた・・・誰だ?」

「格闘技の関係者じゃない?」

「あ、俺のファン?握手でいい?」

この時の戦兎の嬉しいけど寂しい表情がまた、せつなくて(:_;)

「生きててくれるだけで十分だ。」

知らない人に生きてるだけで十分なんて言われても

万丈の反応は普通の人なんだけど、

記憶のない万丈が元気なだけになんか、悲しいし

(ノω・、)・・・やりきれない想いもあるよね・・・

何回見てもこのシーンは泣けます。

結果知ってても泣いちゃいます。

 

ナシタに行った戦兎ですが・・・

「あの・・・どっかでお会いしたことあります?」

「え?!」

「絶対、ありますよね?どこだっけな?」

戦兎、ちょっと期待します・・・でも・・・

太郎オチかい!(・ε・)

最終回まで来て「ツナ義ーズ」ですか?

で、石動さん焼き肉ネタ・・・引っ張ってましたね・・・(^▽^;)

 

「今度は俺しか記憶がないのか・・・」

!!!!!!

「戦兎!」

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

「・・・万丈?」

「どうなってんだよこの世界!

誰も俺のコト知らねーし。

黒い髪の俺がかすみと付き合っててよぉ~」

「そっか。

エボルトの遺伝子を持つお前もこの世界に

存在しちゃいけない人間ってことか。」

「会って早々失礼な奴だな。」

「最高だ!!」

この戦兎の嬉しそうな顔がいいです!(///∇//)

このシーンもまた、別の意味で号泣ポイントです。

ホントに、涙腺緩んで後半は泣き尽くめ(*v.v)。

 

「ビルドチェンジ」ってえ?(  ゚ ▽ ゚ ;)

ライオンフルボトル・・・持ってたんですか?

結局、パンドラボックス自体は誰が何のために

どうして作ったのか?

フルボトルも既存で存在してるモノのようですが・・・

巧や戦兎、お父ちゃんもいろいろ生成したりしてたし

一体、フルボトルとパンドラボックスって

何だったんだろう?

エボルトはあくまでも、パンドラボックスを使うってことに

執着しただけで、エボルトが作ったわけでもないし・・・

ま、なにはともあれ、最後です。

 

以下、なんか懐かしくないですか?

「そういえば・・・

ズボンのチャック、全開だぞぉ。」

「マジか!いつから?」

「エボルトと戦う前から。」

「そんな前から?

何で言ってくんねーんだよ!」

「何処のタイミングで言うんだよ!

自分で気付け、バカ。」

「バカってなんだよ!せめて筋肉つけろよ!」

そう、一話のラスト。

о(ж>▽<)y ☆もう、最高です。

 

「何だよこれ?」

「俺達の記憶を

49話のエピソードに分けてデータ化するんだよ。

さて、当時を振り返って・・・」

 

「天才物理学者のいる東都の街で・・・」

「自分で天才とか、ヒーローとかイタイんだよ。」

そう、これも2話のOPアバンです(≧▽≦)

って事は、これまでの物語って、新世界を創った

戦兎と万丈の49のエピソードだったって事ですね。

 

あーなんかそう考えるとなんか、凄いな・・・って。

終わってみて・・・

一年間本当に、お疲れ様でした。

今回も、ライダーロス・・・ヤバイです。

実は前回のエグゼイドはロスがやば過ぎて、

ビルドを録画したまま2カ月放置・・・見始めると今度は

ビルドにハマってました。

人間って意外と立ち直れるのよね。

戦争をテーマにしていた分、重くなることもあったり

お母さん世代なんかでも、ヒーローとして描くのは

いかがなものか・・・などなど、物議もありましたが

結局、戦争ってとこに重きを置くんじゃなくて

友情とか信頼とか裏切りとか、善悪とか、

カッコいいだけじゃない仮面ライダーの姿がよく描かれていて

今回もかなり良かったと思います。

 

それにしても・・・泣いたわ・・・