1年前の最後のデートをした日と同じ日を迎えた朝


やっぱり目覚めは悪く、起き上がれないほどだるかった。


だけど仕事だったので、むりやり体を起こして出勤した。


どんよりした気持ちで淡々と仕事をこなしていた。


お昼休憩に「あぁやっぱり今日はダメだぁ」と


さらにどんよりを増しながら事務所へ戻る。


「あと半日」と思いながら窓に目をやった。




ん…?虹…?




事務所はガラス張り。


空に端から端までくっきりと


今までで一番大きな虹がかかっていた。


とっさに




きっと彼が慰めてくれてるんだなぁ




と感じた。


思えば下ばかり見て過ごした2023年。


落ち込んだときにふと空を見上げると


虹がでていることが多かった。


そのたび私は


「また彼が慰めてくれてる」


とすこし元気になった。





彼を感じることはめっきり減ってしまったけど


最期まで私を心配してくれた彼が


虹となって微笑みかけてくれてる気がする。







いまは一周忌目前で心が限界を迎えるほど辛い。


大好きな彼を感じたいなにっこり