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この世界に生まれて

趣味の雑記ブログ寄りです。

近年、ネット上にはさまざまな副業情報が溢れていますが、注目すべき一つが「せどり」です。簡単に説明すると、これは「転売」のことです。

 

 

せどりの歴史

 

「せどり」は元々書籍の転売を指す言葉でした。書店で背表紙を見て、高値で転売できる本を見つける作業から、「背(表紙)どり」と呼ばれるようになったと言われています。数年前までは、実店舗の古本屋とネットオークションなどで価格差が大きく、数十万円もの収益を「せどり」で得る人々もいました。しかし、多くの人がこのビジネスに参入し、競争が激化しました。また、古本屋もネットオークションサイトの情報を活用し、価格差が縮小したため、現在は昔ほど大きな利益を得ることは難しくなりました。

 

 

せどりで挫折が多い理由

本やゲーム、DVDなどの一般的なアイテムは、多くの人が手を出すため、競争が激しいのが現実です。そのため、せどりを始めてすぐに挫折する人が多いのは、ライバルに負けるか、商品の売れ行きが期待よりも低いことに気づくからです。

 

せどりでは、高額な希少価値のある商品を低価格で仕入れて転売することで大きな利益を上げられます。高額商品とは、レアな商品のことで、ゲームソフトやDVDなどによく見られます。これらの商品を大量に仕入れて販売すると大きな利益になります。

 

しかし、せどりが難しい要因として、商品の将来性を予測する難しさも挙げられます。商品がレアになるかどうかを正確に予測することは難しく、再販された場合、希少価値を失うこともあります。この不確定性がせどりの難しさの一因です。

 

したがって、多くの在庫を抱えることがリスクとなり、新しい商品を仕入れる余裕がなくなり、せどりを諦める人も増えるのです。

 

 

せどりで収益を上げるには、ニッチな分野やマニア向け商品がおすすめ

 

では、「せどり」でどのようにして収益を上げることができるのでしょうか。おすすめなのは、自身の好みのや専門知識がある商品を選ぶことです。ネット上での転売が一般的になった現代において、誰もが手軽に取り組める商品では利益を上げるのは難しいでしょう。

 

逆に、ニッチな分野やマニア向けの商品が注目の的となります。自分の好きなインディーズのアーティストのライブグッズや、お気に入りのインスタグラマーが販売する商品など、「これから人気になるかもしれない」と感じる商品に投資し、その価値が上昇した際に販売するのです。

商品の評価が難しい場合もありますが、自身の趣味として取り組むことで学ぶ過程が楽しく、続けやすいのではないでしょうか。