迷惑この上ないはずのAPIがなぜ存続しているのか。んなもんメリットがあるからに決まってんじゃんというのが昨日の話。
で続きですが、じゃあどんなメリットよというと、ツイッターなどの無料のWEBサービスは広告収入で成り立っています。
広告の料金はPVによって決まりますから、PVが増えからというのがひとつの理由。
ただAPI経由のアプリはツイッターに直接ログインするわけじゃないから、PVに貢献するって言ってもあくまで間接的なものであり、これがメインじゃない。
おそらく、本命はデータ収集の方じゃないか、ときさぶろうは考えています。
どういうことかといいますと、例えば短縮URLサービスを考えてみてください。
あれ便利ですよね。アフィリエイトで使っている人も多いと思います。
短縮URLサービスしているサイトってナニでお金儲けているか。もちろん広告がいろんなところに入っていますが、あんなものはほとんど効果がない(WEBサービスは便利なモノであるほど、訪問者の目的が明確すぎて広告に寄道しない)わけで。
短縮URLサービスは、短縮したURLをクリックした人のデータを集めて、企業に売却しているんです。
これは個人情報とかそういう類のデータではなく、もっと大数的なもので、たとえば今どこの国のどの地域の人たちが何に興味を示しているのか、などの大きなトレンドなどのデータです。
ツイッターなんかはもろにこれじゃないかと。
URLの前後のツイートも解析しながら、またツイートする人、フォローする人、リフォローする人、プロフィール情報、IP、位置情報など、短縮URLなんか比べものにならないくらいのデータを抽出することができます。
リアルタイムの様々な情報が取れるわけですから、大企業のCM戦略に重要な基底データとなることに間違いないでしょうから。
Googleは検索順位そのものが商品なんでアフィリエイトを嫌いますが、ツイッターはユーザーから集まる情報そのものが商品。
そう考えると、スパムアフィリエイターが生かされているのも頷けるのではないでしょうか。
去年、ある人とお話をしたときに、ドイツの話を聞かされたことがあります。
ドイツはギリシャやらスペインやらイタリアやらに迷惑かけられて、対外的には怒っているように見えるけど裏ではほくそ笑んでいるらしいです。
他の国がめちゃくちゃやってくれてユーロ安になれば輸出が助かりますから。
ドイツは確か輸出のGDP比が35%前後だったと記憶しています(日本は15%くらい)。
表向きは「API無茶苦茶使う奴らが多くて困るわ!」と言いながら、ツイッターも楽天も裏ではほくそ笑んでいるのかもしれません。
・・・ま、全部推測ですけどね(笑)