お母さんの鳴き声が聞こえる(11/24 6:06)
10年前のあの日
我が家に一人のわんぱく坊主が訪れた。とゆーか、私が無理矢理連れてきた。
眼がくりくりしてて、黒目がちだから全体が黒い。
眉がマロで、口元が多少白い。
臆病なくせに、インターフォンが鳴ると吠える。強がりで、寂しがりやのちゅーさん。遊んで欲しい時は、お尻をフリフリしながら、お気に入りのキティちゃんを口に加えてガウガウする。たまらんな~。キティちゃんからはたくさんの綿が放出…笑
幽霊になって出てこないのかな。。
車に乗るのが大好きで、
自宅に帰る時はいつもママとセットでお出迎えしてくれる。そんなチューさんに、癒されてたんだな。今頃気づく。もっと、いっぱい帰って、いっぱいドライブすればよかった。いっぱいいっぱいもっと、もっと。
想像もしない悲しみは、突然望月家を襲った。
土曜日のお昼、家に帰ってフラの支度をしているとママから
『ういるに何かあった場合すぐ知らせてほしい?』
ってメールが入って、すぐさま電話した。
もう、なにも言わなくてもわかった。
詳細をききたいが、涙が垂れるのを隠したくって 切った。
泣き崩れた。
それでもフラに行かなきゃ、すぐさま帰ってもウィルがもどってくるわけではない。そお思い、関内へ向かう。電車の中でハンカチ2枚がぐちゃぐちゃになった。
我慢しきれない涙と鼻水で。
関内に着いてはなちゃんと会うが涙がとまらない。
ママから一本のTELが入り、
お葬式はやらず、小動物専門の市の焼却施設で焼くから16時までにウィルを預けにいく。
聞いた瞬間、再び涙が溢れ呼吸がしずらかったが、超特急で走った。
早くチューさんに会いたい。
間に合っても最低でも15分だけだった でも、ありがとう ってナデナデしたくて、最後にもう一回だっこしてあの温もりを感じたかった。だから走った、
迎えの車を発見。
当然、ウィルの姿はない。
忘れないように、書いておく。
2013.11.22 19:19
ママパパとみ 仕事から自宅に戻る
とみが、苦しそうなチューさんの異変に気づく。
前に危なかった時の症状と一緒だ。
いつもの病院はやっていない。
緊急外来は21時から。
車に乗って連れていった。
だれもいない。20時前後
色々な動物病院にTELをかけた
何処も診療時間外(21~)だった。
一箇所秦野でかかった所があった。
今日は、医師会があって、先生は何処もいないと思う。一箇所、インターん生がいる病院があるかもしれない。それが最後の救いの言葉だった。
ウィルの症状は次第にひどくなり、呼吸がしずらくなる。
下は紫色になり、眼が出てきている。酸素は吸わない。だんだん、手が冷たくなり、
カクンといった。
もう、逝っちゃったんだと思った
…最後に
パパが、手をふれると
ビクビクって動いた
…それから、動きは止まった。
21時前だった
よく頑張ったね。
それに、それを一部始終見ていたパパママとみは、本当に辛かったと思う。
勝手に連れてきた私は、看取る事もしなかった。
帰ってみると、リビングに中くらいの段ボールが、ふたをされていた。
そっとのぞくと、いつものように横たわるちゅーさんがいた。
大好きだったキティちゃんと、黒白のクタクタのお洋服にきせられていた。
眼は空いている。
毛は柔らかい。
でも、いつもの温もりはもうなかった。
身体はかっちかち。足もかちかちで、冷たかった。
あまりにも無念で、泣く事しか出来なかった。
車に乗り込み、焼却場へ向かった。
チューが入った箱をかかえ、とみが向こうで、泣いていた。なかなか渡したくないんだな。
役所の人は慣れた手つきで、ちゅーの箱を受けとった。涙が溢れた。
もう最後のお別れはいいですか?
近寄り、最後にもう一回ナデナデした。
その手の感触は最後なんだ。
半年間の闘病生活の末、
10年4ヶ月の命でした。
前回倒れても、生き延びたちゅーさん。本当にえらい。親孝行だね。
ちゅーさんは幸せだったかな?
おそらくママをはじめ、望月家の愛情をたっぷりうけて、幸せだっただろうな。
所詮、動物だ
言葉も感情もわからないかもしれない。
でも、本当に家族の一員だったんだと実感した。
ペットロスだとかなんとか想像はしていたけれど、
想像以上に計り知れない悲しみだ。
まだ、居ない実感がない。
どっかに隠れてるんぢゃないかって。
ご飯を食べていると、よってくるのにこない。
そう思っていたほうが、正気を保てるから。
日曜日、とりうむ病院の副院長さんが、おっきな薄ピンク色の花束を片手に、庭に立ちすくんでいた。
玄関先でママパパが話をきいている。
事実なんだと、また泣き崩れた…
ウィルくんのご冥福を御祈りします。と書かれた手紙がそえてあった。
色々思うが、先生のせいではない。
あいさが、可愛いらしい花束を持ってきてくれた。
お手紙付きで。来週あたり、帰って読もう。
ちゆーさん、こんなに愛されて幸せものだ。ありがとう。
あんなに小さいのに、いつのまにか、望月家にとって柱のような存在になってたのかな。
家に帰れない。思いだしてしまうから。
ママは本当に辛かっただろう。
望月家に笑顔が戻る日はいつ頃だろうか。
突然、襲った悲しみだった。
でもね、これだけは一生覚えているからね。
ちゅーさん、ではなく、ウィルくん、望月家にたくさんの愛と癒しと、幸せをありがとう。
そして、これからは天国で望月家を見守っててね。
望月 恵美
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