細胞を酸化させる活性酸素の中でもフリーラジカルは、電子が不安定になった物質で、周囲から電子を強奪し、その際電子を失った周囲の組織は著しく酸化してしまう。その作用でもっとも危険なのが、細胞核DNAに与える酸化損傷で、”がん”や各種疾患の増加、老化促進の原因となり、そのまま放置しておくと、その強い酸化反応は連鎖的な電子の強奪を繰り返し、更なる悪化をもたらします。
ひとたびフリーラジカルが発生するとミトコンドリア内部はもとより、ミトコンドリア外膜を超えて細胞質、さらには細胞核にも損傷を与え、同じ細胞内で数百、数千のミトコンドリアから、または、別の細胞のミトコンドリアからもフリーラジカルが発生しはじめると様々な障害が出るという原理です。
アトピー性皮膚炎は、アトピー素因(アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく、アレルギー性じんま疹など)があることも発病の原因となりますが、細胞の酸化、つまり、大気汚染や有害物質などの外界要因、あるいは細胞内部で生じた要因などによって皮膚が強い酸化の環境になると、皮膚の正常な皮脂も酸化し、免疫細胞が排除しようとすると、アレルギー症状で様々な炎症が起こる。結果、腫れや発熱、痛み、皮膚のかゆみなどの現象が起こる。
アトピー性皮膚炎も酸化現象の結果であり、その原因がフリーラジカルであり、電子を失った皮膚は炎症を繰り返し、次第に悪化していく。アトピー性皮膚炎も根本的なフリーラジカル対策を行うことで、皮膚細胞を正常に戻し、改善することができる。ステロイドや抗アレルギー剤での一時的な対処法では、根本原因の解決策にはならない。適切なフリーラジカル対策が肝心になります。