タンザニア行って思うこと。
人ってなかなか死なないなぁ。と。
自分の生活を振り返ってみて、
よく生きてるなと我ながら思う。
人も住まない過酷な森暮らし。
外国人を見慣れてないアフリカのど田舎。
日本人は私ひとりきり。しかも若い女。
文字で書いてみても、不安要素しかない冒険者って感じだね?!
平和な日本にいるときと違って、
タンザニアにいると死は割と近くにある。
そんな私はこれまでに
獰猛な動物のいる洞穴に頭突っ込んだり、
ハンティング中のリカオンに出くわしたり、
豪雨に見舞われて遭難したり、
水が尽きて水源求めて引っ越したり、
食料が無くなって毎日魚釣りしたり、
異国の森の奥地で無一文になったり、
車に銃持った男の人が乗り込んできたり、
集団食中毒でキャンプ壊滅しかけたり、
囚人と隣人生活したり、
毎日ヘビに会ったり、
チンパンジーにお風呂覗かれたり、
まぁ、書ききれないくらい色んなことを体験してきた。
そして思う。
よく生きてるな?!って!
そしてどれも笑えるなぁ
とかって振り返って思ってる自分は逞しく育ったと思う。
そう、
人はなかなか死なない!
自分の周りの先生とか、先輩とか。
話を聞くたびに、みんな武勇伝だらけでさ
よく生きてますね?
ってツッコミいれる
みんな良くやるわぁ?!って思うくらい
好き勝手にやってるけど、なかなか死なない。笑
これと同時に思うこと。
人は死ぬ時はわりと、あっさり死ぬ!
まるで不死身か?!
ってくらいの元気な人が次の年に行ったら亡くなってた。とかザラにある。
現地のトラッカーたちと、写真振り返ってたら
「あぁこの子はもう死んだよ。この子も」とか。
大嫌いで剃りの合わなかった人ですら、
風邪こじらせて死んだよ。と聞いた時はあまりの呆気なさに呆然とした。
タンザニアの日常では、死が近い。
だからかな??
残された人たちもあっさりしている気がする。
奥さんを事故で亡くして嘆き悲しんでいた私のトラッカー。酷い事故だった。
その翌年にあった時には、新しい奥さんがいて妊娠もしていた。
夫を病気で無くした妻。
お葬式に行って、お悔やみを伝え彼女の嘆き話に付き合った。運命の相手。一生涯の恋だった。
その数ヶ月後、彼女には恋人がいた。
もちろん、その瞬間にはめちゃくちゃ悲しんで嘆いてる。それも気が狂うほどに。
(一度、お葬式で泣きすぎて気が狂って痙攣して運び出された女の人みたことある。ビビった。)
だからかな??
思いっきり悲しみの底に沈む分、
立ち直りも早いのかもしれない。
日本人の感覚からすると
死ぬときもあっさりだけど、
残された側もあっさりしてるな。って感じる。
死ぬってもっと遠くの仰々しいもの。
かと思ってたんだけど、こんなに軽い感じでやってくるんだ。ってのが今の認識かな?!
私ここ数年、ぼけ〜っと流されるように生きててさ。。
もう嫌だなこの生活。ってつくづく飽きてきだんだよね。
でも、
人はなかなか死なない。
そして、死ぬ時はあっさり死ぬ!
って改めて思い出したらさ、
マジで
心躍らないことに時間割いてる暇はない!
なんでもチャレンジしないと損だわ?!
って改めて思ったよ。
そんな事してる場合じゃないのよ!
どうせ、なかなか人は死なないから♪
やりたい事やらないとだ!
でも、ボケボケつまらない事してムダに消費するほど人間の人生の時間は長くないから。
今すぐやりたいことはじめよう!
死ぬときはあっさりだ。