A Wild Sheep Chase ⅲ

A Wild Sheep Chase ⅲ

20080714-99991231
Enjoy Final Nirvana

Amebaでブログを始めよう!

7/27(日曜日)

 

今日は、朝から
 ◆8:30~9:20
 ◆9:30~10:20

 

本日担当する教官はナイトキー(名付けた)
かなり不安だった

 

教官「今日から、自分で車庫からバイクを出してもらいます」

バイクが密集するバイク保管庫
将棋倒しにならないように気を使いながら出す・・・

重てえ!

 

教官「ちょっと準備してくるんで、3周、旅に出てきてください」

どんだけ教習所内の浪漫なんだ

わたし「(いきなりかい!)」教習っぽくなってきましたねぇ


卵の殻を破り、歩き始めたひよこ・・・

 

発進~走行まで一人なんてはじめて
わたしのバイク人生、旅が始まった模様


右左折などをやってから、”急制動ゾーン”へ

※自動二輪教習には、別のレーンにて、急ブレーキをかけるという道路がある


教官「まず、速度は30キロでかまいませんので3速までいれて、3本目の柱あたりで
アクセルを戻して、パイロンを過ぎたら、リアブレーキだけで停まってください、
停まる直前にクラッチを切ってね」


急制動ゾーンは、通過すると、ひとまず外周へ出て、一周したのち、
再び急制動ゾーンへ入ることになるのだが、その曲がるところがだいぶ
鋭角で、狭いのである

むしろ急ブレーキより、そこに入る角が恐怖だよね・・

 


前にバイクがいれば、その前で停止、いなければ2速で走りながら進入する

★急制動の加速は、短い距離で、40キロを超えないと不合格になる

補習の悪夢が蘇る・・・これ以上苦手分野を開拓したくないし
不安を残したまま次の教習に進みたくないなぁって思いながら


アクセル回す、ケケケケケ、うりゃ~!って加速後、パイロン通過と同時に足だけブレーキ!
緩やかに停止、クラッチきるタイミングが分からなかった ごっつぁんです

※ここだけは、危険回避の練習なので、エンストしても減点されない
あまりの急ブレーキの衝撃で、バランスを崩してしまう


バランス崩せど、転倒せず!
ま、横の壁にもたれかかってしまい、逆にバイクの重みと一緒にたてなおす

急制動ゾーンには、後ろが詰まってるんでね
さっさと外周へ出ますよ・・・

 

教官「じゃあ、次は、フロント、前ブレーキだけで停まってください」


左手で「来い!」の合図

加速→40キロ→パイロン通過→右手ブレーキ

あれ、りきんでて足ブレーキかけちゃってる
教官「足ブレーキも使ってますね、もう一度前ブレーキだけで停まってください」


まてよ?足ブレーキ使っちゃってる?これってバイク操作が体に刷り込まれてる証拠!!
再び挑戦、前ブレーキは、フロントタイヤのブレーキだから
思い切ってかけると、後部車輪が浮くんじゃないかしらね

そして、再挑戦したときはOKでした

 

教官「次は、リアブレーキとフロントブレーキ両方かけてください!」

急制動!

教官「加速して、柱のあたりでいったんアクセルを戻すんだけど、その戻したときメーター確認してね
一応、30キロは出してね」

 

再び外周へ

ふたたび急制動

アクセル回す!クラッチ1→2→3速!解放!いけぇぇぇぇ
早めに加速する、3速緩めてみたメーター、38キロ、良い感じじゃないですか!

っと思った次の瞬間


パイロン通過、ブレーキかけて停止

※全部で5秒くらいの出来事です


教官「ここだけは、エンストしても構わないところです」


★ちなみに2段階~卒業検定の規定の速度は43キロです
43キロからの急ブレーキで1メートル以内で停まるんだっけかな


とりあえず、右左折と急制動は、これでOK

補習なし!(最終的に、唯一の得意科目となる)

 

7/26(土曜日)

今日はシュミレーター授業のみ
気が楽やん 化粧できるし

 

実はこのシュミレーターの授業までに正規だと4時間なのだが
すでに6時間費やしております
昨日は必至でした


シュミレーター受けれるかどうかの瀬戸際で

室内でおもちゃのバイクに乗る
転倒体験も含まれる
限界を知るという事か・・・


急ブレーキをかけて、転倒する体験を学習するようです
映像が、山道のワインディングロードでございます
右側には海 素敵だ

 

全然曲がれない!結局、何度も海に放り投げだされる結果に!
そう、マンホール滑る体験なのである


カーブ途中にあるマンホールに乗っかりブレーキをかけてしまうと
タイヤが滑り、転倒してしまう、というもの

 

バイクって危険な乗り物だ
ということを思い知って、今日の教習は終了

 

7/25(金曜日)…雨!

 

仕事帰り2時間
 ◆18:40~19:30
 ◆19:40~20:30

 

一昨日はコケまくって、昨日は風になって
毎日が目まぐるしいわ!

 

昨日外周出たってことは、今日は外周から教習が始まるのではないか?
いまだに発進・停止が安定しない・・・恐怖だ

 

でもそれ以上に、風になりたい・・・微風だけど

 

今日の教官は、春雨先生(名付けた)
めちゃくちゃ怖そうである

さっそく、外周を回ることになった
かなりゆっくり(笑)

勇気を出して2速へ入れる
その後は教官のアドリブ走行へ・・・


教官「速度上げて!まだまだ!」

教官「ここ40キロ指定区間だからもっと速度!」

教官「曲がるときは3速で、20キロまで落として!」

教官「ここは4速までギア入れて!」

 

ん、意外と簡単にできた
楽しすぎるバイクの世界よ・・
昼間の方が、速度出すの怖いみたい

 

そして、次は、もっと綿密にやる、やる、繰り返しの速度の上げ下げ調節
※これかなり役立ちました メリハリ感

 

しかし、雨なんですよ
雨が酷いんですよ、合羽を着ました
プロテクターも固定されて良い感じ、守られてる感倍増(前向き)

 

しかし過酷な乗り物ばい
ヘルメットの隙間から、雨が侵入してくるっちゃん


教官「おお!しっかり4速まで入れて40キロ出せてるよ!」


※ここで内心企んでいたのは、40キロ指定区間ではいつもギリギリ40キロに到達
これは到達する前から速度を上げればよいのでは?


直前で急いでシフトチェンジすると、43キロくらいになる

そんな強弱をつけて外周ぐるぐるとおまわったもんだから
いまだにカーブをどげんして曲がりよるかは謎っちゃが


昨日より今日、今日より明日という風に、確実にうまくなっているという実感・・

練習、練習 安心、安心 美的センス

 

ポンピングプレーキというのを習いました
車と同じね 後続車に知らせるやつ
そういえばブレーキのかけかたよくわかんないけど(笑)


わたし「ブレーキって足ですか?」


教官「違ーう!両方同時にかけるの!」


色々試しながら乗って、慣れて、バイクと少しずつ仲良くなり始めました

*****************************
原簿です!

 

 

いつもバイクを降りると、必死だけに
CB400という鉄の塊を動かしていることが信じれなくて実感がないくらい


本日2限目

再び、速度・ギアチェンジ・ポンピングブレーキを練習したあとバイクをおいて
ヘルメットをかぶったまま車に乗る

 

ここでは、車からの視界においての「死角」を学ぶのです
後方のバイクが見える瞬間とか

そしてまたバイクにまたがる


教官「次は、確認・合図(ウインカー)・車線変更・右左折するんでついてきて」


わたし「え!発進も停止もおぼつかないのに?!そんなむちゃな(ブーン)」


★ウインカー、バイク操作と別の脳幹使ってる感覚だけど、意外と簡単
ちなみにバイクのウインカーは、右ハンドル側グリップの下にあり、親指伸ばして操作します


教官が目の前で、ランダムに移動走行し始める→必死でついていく

右にウインカー出した場合→確認!合図!目視!移動 という風に

赤信号!停止するから、えっと、ギア落として、あ!1速、クラッチ切って!
停まってわたしのバイク!

あ!交差点!左折?!


ミラー確認、ウインカー、2速、曲が・・・直角のカーブ?低速?どうするの!

反対車線にはみ出ながらも(笑)ついていく

当たり前なんだけど、曲がったあとは赤信号、急いで1速へ、停止
ふらふらふら

 

シフトチェンジは、まだまだ考えながら操作してる
みんなはじめはそうなんですけどね


バランスをとりながら、車道の状況を判断しながら
これものすごい集中して頭つかっとるわ


え!こんなところに停止線!3速→1速
左足ブレーキ、ガチャガチャ、・・・・忙しい(笑)


なんとか今日は、復習なしで終了しました!
そういえば、コケなかった!!

7/24(木曜日)の事

 

仕事帰りに、2時間乗ります

 

 ◆18:40~19:30
 ◆19:40~20:30

 

昨日から乗り始め正直重さと疲れと体の痛みとコツの掴めなさで
結構滅入っているというか、不安しかないというか

ただ一度も心は折れませんけどね

 

はやくドーム状のスペースから、コースの外周へ旅立ちたい
そんな切なる願い

 

本日の教官はなかなかファンキーだったわ
河本似だなあ、声も


教官「ん~なんか左に曲がっていくって聞いたんだけど・・・」
わたし「そうなんです」

 

突然、教官、離れたところでスタンバイ
昨日まで支えてもらいながら走ってたんだけど
教官が変わったので、いきなり独走モード突入・・・


固まってしまった
15秒くらいは、教官が手を振り続け”早く発進しろ~”の合図
人生初自動二輪孤独発進記念日★

 

クラッチふわ~っと解放、車体ふわ~っと左に寄っていくね

教官「どうして左に寄っていくのだろうね、もう少し遠くを見て走ってみて」


ん、少しマシになった気がする
そして、遠くを見ながら走っていく

昨日8回コケたからね


一晩で編み出した最終手段があるのだよ

右に倒れる恐怖により左に車体が寄っていく
└停止して着地する際に右足から着地
または、踏ん張ってはどうだろうか?という事を思いついていた!


そのおかげで、多少ふらつくが、転倒までには至らない
※でも本来は、停止時足をつくのはバイクが止まってからで
しかも左足からです


そこで教官に素直に伝える
「わたしが恐れているのは、左に寄ることではなくて
 ふらついて転倒することなんです まず、そこから直したいです」


教官「バイクが動き出したら、進行方向みないと、見てる方向にバイクは向かっていく
つまり、発進のときに足や計器を気にして見てはいけない 走りながらシフトチェンジの
左足レバーを見てたでしょ 発進したら、前を向くのだよ」

 

え 神?


今日は、心もとない半クラッチではなく、クラッチを完全に離すのだ!

半クラッチすごい変だけど、なんとかまっすぐ走れるようになった

 

もちろん
停止するときも、前を向いたままだよ
まだ得体のしれない今まさに扱っているバイクを一切見ずに
扱うことの難しさよ

重さの慣れと、バランス感覚(重心の把握)も大事ばい

というわけで、1時限目は、コケずに終了できました

*********************************
で、次の教習

先生がかわりました タンデム(2人乗り)した感じだと
この先生が一番うまいのではないか?と直感的に思った


そして私はこの教官の事を”カレー”と呼んでいる
意味はない

 

一言目
教官「左に寄っちゃうんでしょ」

わたしはもうまとめていた
毎回説明するであろうから

 

わたし「右に転倒するのが怖くて左に重心が行っちゃうんです
右に転倒するっていうのは、左足ブレーキがりきんじゃうからなんです」

ほら素直


練習開始 チャプチェ食べたい

この時間、あらゆる動作を体に刷り込ませることに集中した
とうとう、2速まで入れることが出来た

これじゃよ


ここで質問
わたし「この短いスペースで発進→2速→1速→停止をやらなきゃいけないので
ついつい急いでカチャカチャしてしまうのですが」

 

教官「そうだね その通りだね 2速に入れる時はゆっくりやって
もっと速い速度のシフトチェンジ、3速、4速とかは、早く切り替えるんだけど
見てたらシフトチェンジだけは、プロ並みの速さだよ・・」


言いたいことは分かっておる
マニュアル車って、速度と必要な馬力に合わせたギアにシフトすることよ
合ってないのは分かっておる


ここでも何とかその 独走に成功したのだった

教官「あと1回やってみて、大丈夫だったら、外でようか(コース内の外周)」
わたし「(やった~!)」


ハッキリ言って、一生外周走れないかと思いました
少しでも成長しないと意味がないから頑張りました


まあ、あと”2回”やったんだけど、外周に出ることになりました


巣立ち!!!


めっちゃ怖い
カーブ?どうするの?
他の車とバイクもいるよ


どうするの?

胎外へでるのは、みな恐怖なのさ
内心、裸でビルから飛び降りる気分


教官「シフトチェンジは、2速まででいいから」


なんだか、発進してしまうと、バイクの重みを全く感じないぞ・・・
さて、カーブです


わたしこれも、予習してきました
バイクは目線で曲がる生き物なので、いや乗り物なので

曲がる方向だけ見る事に集中してました

超大回りになってたけど・・・・・


その先に見えた、再び現れる直線道路がもうね

route66に見えたよね

 

教官「(掟破りの)ハイ!3速に入れて!」
わたし「(知ってた)はい!」

 

教官「次!4速!」
わたし「はい!」


教官「3速に落として!」
わたし「はい!」

ガチャ


教官「カーブは、3速で曲がってね」


たった2周しただけですけど
感動した

バイクを自分で走らせている世界にいること、
感覚と視界が予想通りで、想像以上だった

感動して涙が出そう
風を受ける快感、駆動相俟る体感

走ってるっていう実感を五感で味わえる


このとき、狭山方面の遠くには雷が見えていた
空が光っていたし


とにかく、恍惚でしかない世界だった
凄く、すごく気持ちがいい


ここで、教習時間終了


控室に戻ったら、他の知らない教官に

「風になれたかい?」


・・・とうとう涙が出ちゃった★


わたし「・・・感動しました」

 

 ※きっとこの気持ち、全バイク乗りに伝わると思います!


胸の高鳴りがとまらないまま帰宅
本当の地獄はこれからですけど


昨日までコケまくってたとおもうと、嬉しかっちゃん
・・・明日もあるけどね、教習

自動二輪の展開が、早い
心がついていかない(笑)

2008年7月28日(水曜日) 初教習

 

この日は、教習を円滑に進めるための有給(とっちゃった)

 

 ◆9:30~10:20
 ◆10:40~11:30

 2時間乗ります

 

初めてバイクに触れるんです
テンションがやばいです


興奮しすぎて、受付の小西真奈美風のお姉さんの話しを全然きいていなかったため
何をすればいいのかわからず、この日も一時限はやめに教習所に到着しました

朝8:00のバスに乗って


真夏だから 昼下がりだから クーラーの効いた
教習所着いたら、まず長袖長ズボンに着替えんといけん

初教習やけん落ち着かん
うろうろしてただけの一時間

 

焦燥感に耐え切れず
わたし「あの、今日から自動二輪(あくまでもバイクとは言わない)の教習なんですが
そのままバイク専用ルームへ行っても良いですか?」

小西真奈美「はい!そのままでオッケイです」

たしか、スケジュール組まれているプランなので、受付要らない


バイク専用ルーム、とても綺麗
まわりの人に聞きながら、胸・肘・膝にプロテクターを装着
とっても暑い

 

教官をまつ、どきどきした
体育教師のような体幹の良い教官がやってきた
説明をうけ、バイクの後ろにのっかって、車庫へ向かう


この時点で、真夏に長袖長ズボン、全身プロテクター、フルフェイスヘルメットだから
とんでもなく暑い。特に、ヘルメットの中身。

教官「まず、バイクを押して、ついてきてください。」
まって、初バイク取り回し

わたし「暑い!でかい!思い!ありえんくらい」


そうして、ようやくコースまでバイクを押して到着したところ
次は、8の字取り回し


260kgのバイクを押して歩きながら、8の字状に歩くという試練
わたしこれ予習してきましたよ

 

腕だけだと疲れるので、腰あたりに少しだけバイクを寄りかからせる
バランスを崩しそうになると、逆にハンドルを切る

CB400SF・・・・なんて大きなバイクなんやろ


ってのはもう知っとる バランスをとらんと

曲がるとき必死ばい 無駄に力が入っちゃう
でも、これからきっと、バイクと仲良くなっちゃうよ

今思えば、すごく有り難い練習だった


きっとこの先、マシントラブルで、動かないバイクを押して歩くこともあるかも

わたしは、このバイクに触れて、重みを記憶し、身体全体で感じ取り
早く慣れたい、これ非力な人、女子には大事


やっと8の字押し歩きが終わり、スタンドを立てる
正直、力を使い切ったほど、へとへとだった


とそこで教官
「はい!じゃあ、バイクを倒してみてくださーい」

来た・・

ドシャーン

 

教官「はい!バイクを起こしてみてくださーい」

脚力で 地面を、軸に
向こう側に押して、押して、押すだけ

実は地面に押し付けるだけで、バイクって立ち上がるとね
相当な意地を見せた気がするばい

 

あと、ガソリン満タンやろ?前回より数キロ重い!
バイクは起きた


次にセンタースタンド掛け
なんだろう、三回目となると、普通にできたわ

 

さらに
センタースタンドを、はらう という試練
これは怖いですよ 一気に自力で立てない状態に
勢いで持ってくのですから

 

乗りだしたら一日何回もやるんだけどさ

ハンドルを持って、一旦後ろへ引いてから
勢いをつけて前へ押す

スタンドが外れたあとは、バランスをとる
前に行かないように、ブレーキを握る

 

OK

 

教官「はい!じゃあ、乗車してみましょう!」
わたし「わーーーーーーーーーーーーーい!!」

 

とはいっても、エンジンまだかけずにバイクの特性をきく
ステップに乗せる足の位置、姿勢、クラッチやブレーキに掛ける指の話

またがったはいいが、両足のつま先がちょこんとつく程度・・・
バランスをとりながら!正直足はプルプル震えています


あらためてでかさを感じたばい
タンクも大きいなあ


そんな流れで、またがりながら(プルプルしています)
エンジンの掛け方、ステップに足を乗せ換える時の後方確認
ニュートラルの入れ方(左足のギアチェンジ)、キルスイッチ
エンストの体験

 

毎日やれば自然にできるんやろうな
一瞬で覚えるのは難しいばってん


そもそも、倒さずにまたがることからして
超絶難しいんです またがったって、倒さないようにつま先で必死に
ほんと、バイクにのるって神聖な行為だったんだわ


片手をハンドルから外すのすらビビる
ミラーの調整をしないと

クラッチを握って、右足ブレーキ踏んで、
カギを右に回し、手元のスタータースイッチで始動


ドドドドドドドド・・・・・・


ぎゃあああああああ!エンジンかかった!
なんつう鼓動!全身に響き渡る!

感動の連続!!!!!!!!!!
ああ、エンジン熱も熱い!
でも、良い匂い・・良い匂いするバイクって

 

教官「では一速に入れてみましょう!」

わたし「(うん、1速にね、いれたい、しかし)片足外すの、怖い」

 

ものすごくスロウなブギーでギアーをチェンジ
1速に入った車体は、ガクンと下に下がる感覚、
いかにも走り出しそうな、獲物を見っけたライオンのような感覚に
いちいち感動しとる


クラッチレバーを握る手と、ブレーキを握る手が悲鳴を上げ始める

ギューっと握っています
離さないと、いけないんだけど・・・・

教官「アクセルは回さないで、クラッチを少しだけ緩めてみようか」

緊張と恐怖と手の握力限界極限に達しそう


ふわぁ~って離す、クラッチを、ふわぁ~って離す・・・
しかし、恐怖のあまり、固くクラッチは握られたままであった


あかん
このままじゃわたし
一生バイクが走り出さない


深呼吸、ふわぁ~

ん?動いとる
キャー!!感動!!!

 

次に2メートル感覚で、発進と停止を繰り返し(クラッチ解放のみ)
左足をケンケンしながら 
左右に傾くとすごい重みをかんじざるをえない

 

教官「そうそう、うまい、余裕があったら左足を地面からステップに乗せてみて」

両足の行き場を失ったような動きで、左手のクラッチレバーの解放に集中しては
バランスをとりなが

 

バランスのとり方を完全に忘れている
わたし自転車乗らんけん

 

ここから、悪夢だったんですよ
発進して数メートル走ろうとするたびに転倒、引き起こし、転倒、引き起こし

転倒して転がっているバイクを見ると心が痛む


痛そうだ、ごめんな

 

発進直後、何故かバイクは右に曲がっていく
頭の中は、もう恐怖でいっぱい

 

ブレーキを踏めば右にコケる!コケる!コケまくり!(笑)

そんな中にある自分の恐怖心は、自分でボコボコにしないといけない
コツを掴むまで・・

 

「転倒の恐怖と、引き起こしの悪夢」

1時間で通算5回バイクと共にひっくり返って1時限目終了!
笑えない


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▲本日2時限目

 

気温もぐんぐん上昇、フルフェイスヘルメットかぶりっぱ、風にもなれずで暑すぎる
休憩中に教官が、オシボリと首回りヒンヤリ鉢巻きをくれたよ


体中顔中、滝のような汗
水分をがぶ飲み

 

部活か!

 

運よく関東地方は梅雨が明けとった

とにかく暑い


しつこいようだが、長袖長ズボン着用義務があり
全身にプロテクターを装着義務があり
共用ヘルメットなのでバンダナ巻くのだけど、上からフルフェイスヘルメット
エンジンが熱い、太陽光が熱い、照り返しの地熱が熱い

 

そしてわたしのハートも負けじと熱い


また発進と停止の練習の続きを行う
コツを掴めんくて、はかないキモチ


自転車乗れない子のごとく、CB400を支えてもらいながら走っちゃう
もう恥とかプライドとかすでにないよね

暑さで意識朦朧だし、バイクは一人の世界だしね!


とうとうシフトチェンジの指示が出た
これはイメトレしとったんで、できました
左手のクラッチを切って、左足のギアを上にあげていく


なぜだよ


バイクは左に曲がってゆく

上半身の力を抜いて、目線で走る乗り物なんですけど
進行方向にいる、私の転倒の連続で、半ばあきらめ気味の笑顔を浮かべる教官を
見つめながらもバイクと私は左に曲がってゆく。


停止するときなんだけど、左足を地面に着くのね(教習所乗りというやつですな)
右に傾き左に曲がってゆく自分でも意味が分からない

 

心とバイクが別々

はやく一つになりたいなぁ・・・

 

そのままコツをつかめず教習が終了

原簿に「左に寄る傾向」と書かれ

教官も「なんでだろうね・・・」って笑ってました

教官が分からないのなら、私もわからないよ

 

このたった2時間で、全身筋肉痛と関節痛に見舞われましたよ
熱中症気味でもある
そう、この日から、頭痛の日々が始まった


自動二輪免許取得でなるかもしれない筋肉痛の部位をまとめてみました
 ※あくまでも、私のように、通算8回コケて8回バイクを引き起こした場合

●肩
緊張と取り回し不慣れゆえにハンドルを持つ手が突っ張ったため
●背中上部(背筋)

●背中下部(腰)
バイクを支えながら、つま先で踏ん張らなければならないため
●ふともも

●ひらめ筋

●腕の付け根(二の腕)
稼働の衝撃をここで吸収するため
●腕の先(肘から手首まで)
クラッチレバー握りっぱなし、右手ブレーキ
※CB400は、硬いと思う
●右手薬指
原因不明
●左足親指
シフトチェンジする際に関節痛になる
●首

 

 

毎回、謎のあざ、あざだらけになっています
おそらくこの痣は、発進を待っているアイドリング時に
ステップが当たる位置なのですが、毎回濃くなっています・・


さすが、全身全霊でのる生き物(=バイク)ですね!
では、さようなら

shark teeth,puzzle cat

 

自動二輪教習は、毎日行われ
疲れて寝て仕事行って、の繰り返し
(で、で全然日記つけとらんやった;)

 

7/20(土曜日) この日は適性検査
適性検査後、運が良ければバイクに乗れるかも(待って心の準備)


送迎バスで向かいますが、丁度良い時間のバスがないので
一時間早いバスにのって教習所に着いてからマウントレーニアを飲みながら時を待つ

2階から教習風景を見学
アガルわ!

 

狭山モータースクールは、現在車の教習は少ないです。(※7月)
というか、ほとんどがバイク教習。なんという光景でしょうね
しかも女の子が多い!

 

コース見渡せば噂の「二輪用8文字」がペイントしてあり

胸をときめかせ、35分ほど眺めたところ集合時間になった
ヤンキー風貌の成人男性、ひょろながい男、大学生、16歳になりたて
な方たちがこれから自動二輪免許に挑戦する模様

明らかに普通車とは違う人間模様


そして、小西真奈美似のお姉さんにつれられ教室へ

OD式安全性テストをやるんよ

車のときにもやったね

 

わけのわからない記号から何かのイメージで選んだり
瞬時に同じ絵図の番号を解答用紙に出来るだけ多く書くやつとか
「AA」を枠に合わせて書けとか、そんなんよ

 

Q&Aの性格診断テスト
・自分勝手なほうだ
・いやなことがあると後日ひきずる
・かっとなりやすい
・自分の思い通りにならないと気が済まない

 

こういう項目に自己診断していく
車の免許のときの適性検査、すごく優秀だったのね


しかし、独立し社会にもまれ、鬱を経て、3年前当てはまらなかった項目も
悩ましくなってきている

 

この適性検査の結果如何では、教習のスケジュールが大幅に遅れることもあるんですよ
ウソはいかん、ウソは

というわけで50分ほど集中して一生懸命やりました!


当たるらしいし、性格丸わかりで、恥ずかしいよ

結局教習の予定入らなかったのでそのまま帰宅

 

いつも思うんだけど、教習所の送迎バスの運転手ってどこも運転荒すぎませんかね(笑)
グロッキーで帰宅したわ


帰宅後、予約優先お任せプランのスケジュール確認
か、過密ー!ほぼ毎日入ってました


頑張りますぜ

 

**************************
【適性検査結果】・・・・5-A


超良いんですけど。今回も最高の結果となりました。


なのに・・・・(続く)

GAS PANIC

 

おそらくブログ解説はⅲ回目

久しぶりでテンプレートだとかHTMLが面倒やけん

それやっとる間に書くこと忘れて寝てしまうっちゃんね

 

ものすごく簡潔に新設前を書くと

愛すべき毒親育ち→上京→※躁鬱病→バイクに興味→寛解


新しいモノに対する爆発的エネルギーが凄すぎるって話

 


※7年くらいの躁鬱・・・過労。

このときの体験はとっても貴重やと思うんよ


まったく動けない時間以外は、脳の誤作動・霊障・肉体疲労・仏教・スピリチュアル何でもござれ


ちゅう風に原因を考えてきたのが今となっては楽しい

 

最初はいわゆるパニック発作で、救急車で運ばれること2回

そういう言葉すら知らんやったし、まさか精神科行くとは思わんかったけどね

まあよかたい

 

躁鬱のときは、不思議な現象もたくさん体験したし大事なお友達もできました


とてもいい経験。一般的な躁鬱と違う点が2つ

 

①会社に行けてた

②短期記憶が増した(幼少期の記憶はすっぽり抜けてしまった)

 

日付とか詳細を事細かに説明できることに医者はほっとしたようだ

あと、左目の視力が以上に上がった(ホムンクルスかよ)

脳みそって不思議やね 可能性いっぱい

 

わたし会社の旅行の幹事をよくやってまして(ちなみに最年少社員)

宴会の司会とかやっとったんよ サイドに控えてマイクもって座ってる写真ね

あるんやけど、ズボンの上からパンツはみでとってね、その写真は

焼き増し希望者に閲覧されるっちゃけど、非常に恥ずかしい思い出。

 

その社員旅行で伊香保にいったとき、どっかのSAにトライアンフという

イギリスのバイクがとまっとったっちゃん

それ見て、ズドマドーン 一目ぼれしてしまいました

 

バス発車し、皆さんに缶ビール配ってたときみたのは、そのトライアンフと

バスが並走していたこと、女性ライダー とてもかっこよかったし

切り取られた自由そのものって感じがして


一瞬でそっちの世界へ行きたいと思ったし

いつか行くことになるという確約みたいなのが結ばれた感覚があったとよ

 

そうして、デパスやリーマス、パキシルとか好みで飲みながら

バイクへの興味がどんどん湧いていきました

 

この頃一度、飯能教習所に自動二輪の入学申請しに行ったんよ

自動二輪教習は、150kgのCB400という車体を

倒して引き起こし、センタースタンド掛けという洗礼がある

 

これができないと、入校ができないんですね

結局、弱った精神と体力では、不可能だったんです

このバイクを引き起こすという作業、シートに滝のような汗が零れ落ち

全身筋肉痛になりました 結局入校できませんでした

 

 

そのときの屈辱の帰路で、握力を鍛える小道具を買い、体力をつけながら

同時に、一年かけて教習代金とバイク料金を貯金しました

この一年は一度も遊びに行ってないのではないかな

 

7月11日、「狭山モータースクール」へ見学に行きました


いてもたってもいられず、夏のボーナスを握りしめ
予定より10日早く教習所へ向かっとった

受付のお姉さんが、「ではバイクの引き起こしやってもらいますので」

と格納庫へもれなく連行。一年前の悪夢が蘇らない訳がない!

 

教官のアドバイスで2回目の挑戦


一年前より、もっとバイクが好きになったし、何より基礎体力ついたと思う

鉄の塊なのは分かっとる それより乗りたい気持ちのほうがはるかに大きいわけ

 

気合いしかないんだけどさ・・

 

で、なんと倒れたバイク

すんなり起き上がったんです ちかっぱ嬉しかったばい

こちらの教官の言う通りにやってみたら、力なんか要らず

鉄の塊が起き上がる そりゃぁ150kgを力で持ち上げるのは不可能やん


教官「ほら、もうバイクあがったよ」

わたし「え?もう?(去年の引き起こし悪夢なんだったんだ)」

 

次に、センタースタンド掛けの洗礼 こちらもできないと入校不可です
まぁ苦手ですよ 縦に車輪がついてるからグラグラですもん

 

全身の体重をセンタースタンドにかけるというのがポイント
全身の体重つったって42kgなんだから限界があるやろ

 

何故か、教官の「せーの!」という掛け声があればできるっちゃんね
掛け声がないとバイクびくともせんやったけどね

 

やったぁ出来た!という思い出、もう半泣き
嬉しかったよ


去年の屈辱を一年越しに晴らした気持ち
とりあえず入校許可はでました が

 

教官「教習開始のときにもう一度やってもらいますね」
再び緊張しましたとさ メンタル忙しいわ

卒検受かったときは、もっと嬉しいんだろうな

 

その後ロビーで、入校手続きをしました
仕事帰りなので予約優先プランを追加して


そして、次に適性検査があった
あの、性格や特性が丸わかりになるやつです

教習は、親にも会社にも内緒にしてました
とりあえず真夏の昼下がりに、長袖長ズボンを着用しないとです

 

今、乗りたいバイクはきまっとらんけど
インドのロイヤルエンフィールド、かっこいいな

引き続き教習へ行ってまいります

 

では さようなら