私は職業柄、毎日のように空を見ている。



晴れ渡る青空も、

暑い陽射しの照り付ける日も、

灰色に凍える吹雪の空も

雨が降る間際の重い雲も、

燃える様な夕焼けも、

夜の闇が光に溶かされていく朝も。



自然は人間など愛していない。

それは自然に携われば痛感する事。



四季を日々身体に感じながら生活する事は、思いの外厳しく忍耐が必要だと思う。

綺麗事だけではやっていけない、やれない。



それでも私は、

いつも空の下にいる自分を、幸せだと感じている。

陽の光はありがたく、雨は恵みをもたらし、風は生き物をすこやかに育てる。

また時には命を奪うほど照り付け、全てを流し去り、手塩にかけた作物を叩き落す。

いつだって空は美しく、残酷なのだ。

その美しい残酷さを受け入れ、過ごしている。



ごまかしや言い訳が出来ない環境に身を置ける事は、有難い事だと思う。