センター試験地理Bの問題でムーミンに関する問題が出題され、一時議論が白熱していたようです。
今は少し鎮静化したのかな。
配点は3点のようですが、受験生の3点は正直デカイ。
ムーミンの舞台はフィンランドなのか?この部分が問題の焦点となっている訳ですが、試験問題としては良問で、普通に類推すれば答えを導ける(ムーミンを知らなくても)問いになっている気がします。
とは言っても、納得できない受験生は多いのかもしれません。
私は高校の頃世界史選択でしたので、ノルウェーとスウェーデンがインド=ヨーロッパ語族で、フィンランドがウラル語族だというのを今回の問題で改めて認識した次第なので、「ほほー」と感心して見ていました。
世界史的な事に関しては高校の頃はどんな試験でも92点以下は取った事がなく、今でも自信があるのですが、日本史と地理に関しては知らない事ばかりで、だからこそ今この歳になっても興味が尽きないし、知る事に楽しみを覚えます。
人生いつまで経っても勉強です。
それにしても、今の若い世代はムーミンを知らないのかなー。
少し悲しい気がしますが、オヤジの感傷でしょうか?
今回の入試問題に出た、「ニルスの不思議な旅」も「ムーミン」も「小さなバイキングビッケ」も子供の頃アニメで見ました。
今にして思えば、私の子供の頃はこういった良質の児童文学をアニメ化した物がたくさんありました。
今のアニメは戦う物が多く、「物を売らんかな」の精神がプンプンして嫌いです。
(ムーミングッズはあふれていますが…)
日本はいつからこんな国になってしまったのでしょうか?
児童文学と言えば、小学生の頃、私はとても大切な児童文学作品と作家と出会いました。
「きつねの窓」という作品で、作者は「安房直子」さんといいます。
この作品と人に出会ったおかげで、私は物語を読む楽しさに目覚めました。
それから何百冊と本は読みましたが、全ての原点は安房直子さんです。
人生を生きていく上で、つらい事や悲しい事や理不尽さに怒る事もありあました。
それらを乗り越えて来れたのは、本を読む事で得た知識や、物語を通してその登場人物の人生を疑似体験したりして、想像力を鍛えたからだと私は思っています。
安房直子コレクション全七巻は私を初心に帰らせてくれる宝物です。
話が飛んでしまって申し訳ないけども、この安房直子さんに物語を書くきっかけを与えたのが山室静(男性)という方で、大学生の頃その人の本だとは知らずに何冊か読んでいました。
少なくとも、この4冊ははっきりと読んだ記憶があります。
『ギリシャ神話 付・北欧神話』(中学生だったかも)
『北欧の神々と妖精たち』
『サガとエッダの世界 アイスランドの歴史と文化』
『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』
何故そのような本を読んだかというと、何かの本で日本の「古事記」と北欧の創世神話が似ているという記事を読んで、比較検証するために読んだのでした。
大学での専門は経済学部経済学科だったのですが、だいぶ変わった青年だったようです。
もっとも、興味自体は中学生の頃からあったようで、ケルト神話の研究で有名なノーベル賞作家ウィリア・バトラー・イェーツをウィリアム・ブレイク経由で知っていましたので、自分の中では全く違和感なく入っていけたような気がしています。
(ロンドンオリンピックの開会式でブレイクの「エルサレム」が歌われてマジ感動した)
インターネット時代になり、初めて安房直子さんの師匠が山室静氏だと知り、ちょっと不思議な縁を感じました。
また日本に北欧の良質な児童文学を紹介してくれていたようです。
ムーミンもその翻訳のひとつ。
ムーミンの翻訳に関しては小野寺百合子さんが有名ですが、山室静氏も翻訳していたようです。
(昨年のテレビドラマ「百合子さんの絵本」は実にいいドラマだった)
その他にも
「ニルスの不思議な旅」「みつばちマーヤの冒険」「ロッタちゃんシリーズ」
など、良質な児童文学を数多く紹介してくれています。
アマゾンでムーミンを検索したら小野寺百合子さん版も山室静版もあるようです。
ちょっと読みたくなりました。
相変わらず取り留めのない話で申し訳ありません。
リンク張っておきますので、興味のある項目はクリックして下さい。
明日の「ブラタモリ」、有馬温泉の回に再び松田先生登場するようです。
楽しみだわー。

