3月25日、ミュージカル「何処へ行く」、終幕致しました。
ご来場頂いた皆様、心から、ありがとうございました。
約5年ぶりの、ハマナカ先生の新作本公演とういう一大企画に、劇団員として、また一ハマナカ作品ファンとして、出演できたことに、喜びと感謝でいっぱいです。
朝まで打ち上げに出て、仮眠して、荷降ろしして、反省会に出て、飲み行って、
気付いたら昼過ぎ。こもが帰ったのにも気付かず、11時間爆睡していました。
やることいっぱいあるなーと思いつつ、全然ベッドから出る気になれなかった為、えりかとご飯に行く約束を取り付けて強引に外出(笑)。
公演の後処理に追われていたら、気付けばこんな時間。
一公演終わった後の稽古場というのはなんだかとても閑散としていて、淋しいような、でも嫌いじゃない空気感です。
オリジナルミュージカルを制作し続ける劇団に居ながら、新作に出る機会になかなか巡り合わなかった3年間。
今年の年始に初めてプロパガンダ・コクピットでオリジナルキャストというものを経験して、今回2度目のオリジナルキャスト。
ナザリウス役で出演しないかとのお話を頂いた時、既にハマナカ先生から公演の概要も聞いていたし、原作の映画も観ていたのでかなり震えましたが、即決でした。
台本を頂いてからはその震えも本物になり、わたしの蚤の心臓では、プレッシャーと不安感で毎日登校拒否寸前でしたww
でも、本当に素敵な先輩方に囲まれ、稽古中も舞台上でもたくさんのことを学ばせて頂きました。
舞台上で学ぶことは大きい。
何よりもそれを強く感じました。
役者の先輩方の、舞台上での姿、表情、エネルギー。
これでもかって言うくらい強いパワーをもらい、そしてそこに全力で返していく自分の、初めて出会う限界の向こう。
千秋楽、ペテロ役の宝田明さんがキリストの言葉にすがりつくパワーに一瞬負けそうになった気がしたけれど、そこを超えて歌い切った時、役者としてとてつもなく大きな経験をしたと思った。
ハケる度にクラっとするのは、きっと緊張のしすぎで無駄な力が8割増で働いているせいも大いにあるけれど、受けるパワーに比例して出て行くエネルギー量のせいだったんだなと思う。
本番に立って初めて出会うナザリウスとしての感情もあった。
稽古中には気付けなかった感情、そこに未熟さを感じて悔しく思いつつも、回を重ねるごとにこの作品とナザリウスがもっと好きになっていくのを感じた。
本当に素敵な作品に巡り合えたと思っています。
途中から気付き始めていたけれど、わたしは、この作品に出る為にこの劇団に入ったんだと、そう思える作品でした。
劇団の主宰が描いた新作本公演。
「ここがわたしが今居る場所です」と誇りを持って提示できた気がします。
千秋楽終演後の緞帳裏で、宝田さんに「ありがとう」と言われて、激しく号泣しました。
お礼を言われるようなことは何もしていない。わたしのほうは何度お礼を言っても言い尽くせないくらい感謝しているけれど。
観に来て下さったお客様からの言葉もとても温かく、嬉しく、感謝でいっぱいです。
あのおしゃべりな母が、ちょっと涙を浮かべながら、感動した、しか言えないくらいな感じで、役者やってて初めて、ちょっと親孝行できたかなって思いました。
ペテロ役、宝田明さんと。
リギア役、彩乃かなみさんと、ウルスス役、北村がくさんと。
かなみさんの、ラストシーンで慰めてくれる時の表情のエネルギーに吸い込まれそうでした。
がくさんの圧倒的な存在感と、完璧な役作り、そして稽古場での居方から舞台に対する精神まで全て、心から尊敬しています。大好きです。
ミリアム家の人々。
ちょっと、わたしだけ間違ってフレームインしちゃった人みたいになってるけど(笑)。
母役はらともの安心感と優しさに何度も救われました。お姉さん役はよく知った仲の劇団員の先輩たち。作らずともできる空気に助けられました。
100人を超える大きなカンパニーで、終幕後は打ち上げ。
いろんな方々から、お褒めの言葉と助言を頂き、向上心をとっても刺激される時間でした。
打ち上げからお帰りになる宝田さんをお店の下までお見送りして、上野の街に消えていく大きな大きな後ろ姿を眺めていたら、あー、終わったんだなって、思いました。
大きな大きな後ろ姿でした。
いつまでも、まぶたの裏に焼き付いて消えません。
いつか、また、きっと。
しばらくは、稽古場で何度も、「サカナです~」と歌われるミュージカルに出会うこともないでしょう。
イクステュース!!!(←ギリシャ語でサカナです)って呼ばれることもないでしょう。
ちょっと淋しいね。
でもね、もう次です。
☆ミュージカル座公演☆
ブロードウェイ・ミュージカル
『アイランド』 フランス領のとある島。その島には昔、決して交わる事の無い二つの階級があった・・・。
脚本・作詞/Lynn Ahrens 作曲/Stephen Flaherty
演出/中本吉成
トニー賞8部門にノミネートされ、オフ・ブロードウェイで好評を博しオン・ブロードウェイでも上演された「Once on this Island」。人魚姫のストーリーをベースに、身分の違う男女の恋愛を描いたカリビアンミュージカルで、精霊たちや島民が織りなす、底抜けに明るく、そして切ない物語。
主役のティ・モーン役にはAKB48の片山陽加を迎え、ファンタジックでドラマティックな世界をお届けいたします。どうぞご期待ください!!
■CAST
ティ・モーン・・・・・・・片山陽加
トントン・ジュリアン・・・森田浩平
ママ・ユーラリー・・・・・末次美沙緒
アグウェ・・・・・・・・・石原慎一
アサカ・・・・・・・・・・鈴木結加里
エルズリー・・・・・・・・秋山エリサ
アンドレア・・・・・・・・藤澤知佳/般若愛実
ほか
■公演会場
六行会ホール(JR品川駅から京浜急行「新馬場」駅下車徒歩2分)
■公演スケジュール
6/10(火)19:00月組
6/11(水)19:00星組
6/12(木)19:00月組
6/13(金)13:00星組/19:00月組
6/14(土)13:00月組/18:00星組
6/15(日)12:00星組
■チケット料金
7,200円(全席指定/税込)
■一般前売り開始
2014年3月30日(日)昼12時より
■スタッフ
演出|中本吉成 音楽監督|久田菜美 振付|荻野恵理
翻訳|吉田英美 美術|松野潤 照明|太田安宣
音響|中村恵美子 松下祐士
舞台監督|伊藤清一 衣裳|中埜愛子 宣伝美術|シマクラヨウ
制作|川田真由美 プロデューサー|ハマナカトオル 竹本敏彰
企画・製作・主催|ミュージカル座
ブロードウェイミュージカルの日本版、ミュージカル座初演作です。
劇団の新しい挑戦に参加したいという気持ちと、個人的には久しぶりのダンスミュージカルで、おぎー先生の振付を受けられるっていうのが楽しみで仕方ない感じです。
前売り開始はまだですが、出演者先行受付を開始しておりますので、チケットのお申し込み、お待ちしております!!メッセージかメール(kie_boh5730@yahoo.co.jp)までご連絡下さい!!
あと、4月にもちょっとしたイベントに出ます。
売れないアイドルの解散ライヴっていう設定で、アイドルソング歌って踊ります。
こちらも是非、観に来て下さったら嬉しいです
☆萬劇場春の短編集3☆
ノーコンタクツ ~メガネふち黒色組~
『メガネを外さないで』 4/28(月)19:30
4/29(火)12:30/19:15
前売り2500円、当日3000円
こちらもチケットのお申し込み、お待ちしております!!メッセージかメール(kie_boh5730@yahoo.co.jp)までご連絡下さい!!