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追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。

(NHK おはよう日本 8月21日)

こんにちは、ボーンズ88です。

「テレビはあなたに何をしようとしているのか?」

僕はこのブログで、今まで、何回も日本マスコミの危険性について書いてきた。テレビは本当の事を言わない…、と。

で、今日は、その典型的な事例を紹介したい。

早速、動画を見てみよう。



8月21日、日曜日の朝のニュース番組「おはよう日本」。

これは間違いなくプロパガンダだ。



■ 「オリンピックは国威発揚」という仰天解説


(NHK おはよう日本 8月21日)

「何のために、オリンピックを開くのか…?」

解説員はそう強調しながら、この画面を出してきた。

① 国威発揚


もう、ビックリだ、この解説員は、ハッキリ言っている。

「オリンピックは国威発揚のため」

この解説は、明らかにオリンピック憲章に反している。

3 オリンピズムの目標は、あらゆる場でスポーツを人間の調和のとれた発育に役立てることにある。またその目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励することにある。

6 オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある。

1936年のベルリン五輪は、ナチスによって徹底的に政治利用され、国威発揚の装置として、「素晴らしきドイツ帝国」を国民と世界に強く印象付ける事になった。

 JOC(日本オリンピック委員会)ホームページの「オリンピズムってなんだろう」と題したコーナーで、同憲章は「オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」とある。

オリンピックを国威発揚に利用することは、絶対にやっちゃいけないことなのだ。

NHKが解説する②国際的存在感 ③経済効果も同様で、本来のオリンピックの精神とは、まったくかけ離れている。



■ 「ロンドン五輪に3兆円」のウソ

(NHK おはよう日本 8月21日)

「(ロンドンは)3兆円を投入しても、みんな納得した」

これは真っ赤なウソだ。

 英国政府は〇七年、一兆五千八百億円の公的資金を投じると発表し、翌年には下院や監査局が予算のチェックを実施。使途の内訳や推移は定期的に公表され、最終的に六百億円余った。この他に運営費が四千億円かかっているので、総額は二兆円弱になる。

(東京新聞 2月6日)

ロンドン五輪の総費用は1兆9200億円だ。

NHKは国民をダマしている。

「オリンピックは国威発揚になるのかぁ~」

「ロンドンが3兆円だから、それぐらい、仕方ないよなぁ~」

報道を盲信してしまう、悲しき国民性。多くの視聴者が、この解説を鵜呑みにし、簡単にダマされてしまったに違いない。


日曜日の朝から、公共放送が平然とウソを垂れ流している。

政府によるプロパガンダであることは明白だ。

今の日本は、そういう国だと、

しっかりと、認識してほしい。


<おわり>