こんにちは、ボーンズ88です。
このところゴーン氏逮捕の話が続いたので、今日はちょっと違う話でいきましょう。
「人は生きてるだけで価値がある」
こんなフレーズをよく聞きます。
これって、なんとなくは理解できますよね。
… じゃ、どんな価値があるの…??
自分にとって大切な人、家族や友人だったら、「生きてるだけで価値がある」と思えるかもしれません。
… 知らない人だったら、どうなのよ…??
そんな話を、今回はあえて経済的に考えてみたいと思います。
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まずは、ちょっと認識を共有しましょう。
例えば、僕はお腹が空いたので、パン屋で100円のパンを買って、それを食べました。
この時、僕の空腹は「需要」です。また、100円のパンは、食べるとなくなってしまいます。これは「消費」です。
パン屋はパンを作ります。その日も10個のパンを作って、7個売れて、3個は廃棄しました。
経済的にみると、7個のパンに値段(価値)がついた=「生産」ということになります。売れた7個のパンは消費され、パン屋には7個分の「収入」が発生します。
つまり…
消費=収入=生産
そしてこの生産は労働力で成り立っています。
ちょっと考えると当然のことのように思えますが、これって、とても重要なことなんです。
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で、次に…。
僕はある日、いつもよりお腹が空いていたので、100円のパンを2個買って、それを食べました。
パンはいつもより多く消費された、ことになります。
パンの消費が増えると、パン屋の収入はあがり、パンの生産が増えます。
空腹は「需要」でしたよね。
需要が増えて、それを満たすおカネがあれば、当然、消費も増えていきます。
「消費=収入=生産」なので、この消費が増えれば、収入も上がり、生産=労働力が上がります。
パン屋は従業員を増やすかもしれませんね。
需要があるからこそ、消費が増えて、収入が増えます。
人は誰でも生きている限り、この「需要」をもっています。
需要は経済を動かす原動力、大きな価値があるのです。
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「働かざる者、食うべからず」
これは、もう昔の話だと僕は思います。
今は、生産技術が発展したので、昔に比べて少ない人数で、大量の物資を生産することができます。
「食うヤツがいないと、働けない」
これからは、そういう時代になっていくでしょう。
例えば、今、介護や失業、障害や病気で働けない人、収入が低かったり、公的な支援を受けている人も、何も卑屈になる必要はありません。
人は生きているだけで、「需要」という価値があります。
それは日本経済の原動力なのです。
<おわり>

