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追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。

(時事通信 6月16日)

 

 

こんにちは、ボーンズ88です。

 

「犯人が逃走中だ~!!」

 

今日もマスコミが大騒ぎしています。

 

まるで、先日、大阪で起きた「交番襲撃」事件を、忘れてほしいかのようです。

 

ワッ~と騒いで、すぐに別の事件が起きて、またワッ~と騒いで、気がつくとみんな忘れちゃう…、その繰り返しです。

 

昨年、富山で起きた交番襲撃事件、かなりの大事件のはずなのに、ネット上の報道記事の多くは、すでに消されています。今回の大阪の事件も、1年後にはそうなってるでしょう。

 

 

 §§§

 

 

今から20数年?以上前の事。

 

当時、僕が住んでいた街で、強盗事件が発生しました。その犯人は、逮捕しようとした警察官を射殺して逃亡、その後、人質を取って民家に立て籠もるという、すごい事件が起きました。

 

で、犯人が立てこもった民家は、僕の家から数百メートルのところだったんです。

 

その時の光景は、今でも忘れられません。

 

犯人が警察官を射殺して逃亡した時(午前中)から、もう、街中がパニック状態ですよ。あちこちでサイレンが鳴りひびき、パトカーが走り回っていました。

 

さらに、午後になって、機動隊が投入されます。

 

 

犯人が民家に立て籠もっていることが判明すると、僕の家の周囲一帯は封鎖されてしまいました。機動隊員が家に来て、「家から出るな」と言われ、家の前にある階段の下には、数人の機動隊員が立っていました。家の周り、サイレンで真っ赤でしたよ。

 

日本の警察って、本気になるとホントすごい。

 

何が凄いかって、物量作戦がハンパありません。投入する人員の数がスゴイんです。強盗殺人の犯人が近所にいるっていう恐怖より、街に警察官が大量に投入されているっていう、独特の緊張感が、今でも忘れられません。

 

 

 §§§

 

 

さて、大阪で起きた交番襲撃事件…。

 

この容疑者は、警察官を刃物で数か所刺して拳銃を強奪、その後、丸一日、逃亡していました。

 

容疑者はすでに、警察官に瀕死の重傷を負わせています。もうすでに「ヤル気」になっていると考えてもおかしくありません。

 

その男が実弾の入った拳銃を持って逃亡ですよ…、最悪、駅や繁華街で銃を乱射する可能性だってあったはずです。

 

さらに、いいですか…

 

この拳銃は、警察官=国が管理していたものです。

 

その銃で、銃乱射事件が起きて、一般市民が死亡する…、なんていう事態になったら、これこそ警察の大失態ですよ。

 

警察が本気を出して、最大規模の物量作戦を展開する、そういう場面だったはずです。大量の警察官と機動隊が一斉に投入されて、街中パニック状態になる…、はずなんです。

 

近所のおばちゃんが、買い物帰りに「怖いわね~」なんて、インタビューしてるような、そんな状況じゃないんですよ!

 

… 本来なら…、ね。

 

 

 §§§

 

 

ちなみに、さっき僕は

 

「この拳銃は、警察官=国が管理していたものです。その銃で、銃乱射事件が起きて、一般市民が死亡する…、なんていう事態になったら、これこそ警察の大失態ですよ。」

 

と書きました。

 

これ、実際に起きましたよね。

 

昨年、富山で起きた「交番襲撃」事件。

 

交番にいた巡査を殺害した犯人は、拳銃を強奪、すぐさま近隣の小学校にいた警備員を無差別に銃殺しました。

 

警察=国の管理する銃で、無差別殺人が起きたんです。

 

これ、警察が吹っ飛ぶほどの大失態ですよ。

 

マスコミが一時的にワッ~と大騒ぎしただけ。あとは、誰も、なんの責任を追及されることもなく終わっちゃいました。

 

こんなこと、絶対に有り得ません。

 

… 本来なら…、ね。

 

 

 

<おわり>