タッタカ・タッタカ馬


そんなテンポで進化する人を見ると羨ましい。

そして、できない自分が憎らしい。

「どうして早くできないんだろう」

「同じ先生から習ってるのに、なぜ?」


“チクチクっ”と感じる。

でも、自分を責めてばかりでは逃げ場がない。

なので最後はいつも許しちゃう。

「私って、おっとりだから~」

「私って、運動神経ないから~」

時間が経てば、いつもここに辿りつく。

これって、ひとり山手線電車だわ~

タッタカ・タッタカと進む人と、

ウダウダしてしまう私。

残念ながら、それは運動神経ではなく

“キャラ”でもない。


それはズバリ


「できないこと」

を、楽しんでいなかったんです。

というより、楽しみ方を知らなかった。

「進化とは、最高の快楽だ」


NHKカルチャー梅田 

で学んできました。


同じ場面に居合わせたとしても、

タッタカ・タッタカと進む人は何が違うのか、

それは「感覚」が違うんです。

具体例として20以上。

タッタカ君と私との違い、


その中での№1 


「だから、おもしろい。」(タッタカ君)


「できない」という場面で、タッタカ君は違うんです。

「難しい」「やっぱり面白くない」と思う私は

(ウダウダ君)でした。


「ドキ・ズキっガーンときました。


私は今、書道教室に通っています。

初めて手本として出会う字や書体の時、

当たり前ですが、上手く書けません。

それはいいんです。


何度も手本になっているはずの字が、

またお手本に出てきた。

なのに書けない。

あれだけ習ったはずなのに。

こんな時の教室の2時間は長くてツラい。

「私って才能がないもん」

「練習する時間なんてないもん」

「もう、しおどきなんじゃないか?」

どうかすると、

書道教室を去ることを考えはじめてる。


「だから面白い」

そっか、そこは楽しむ場面なんだキラキラ

“楽しい”と思ってるから、

“タッタカ・タッタカ”のテンポなんですね。


そして書けない私は誰かに見つかる事もツラい。

何度も教えて下さった先生に、また聞くなんて恥ずかしい。
私よりあとに入った生徒さんが、私より上手だなんて!

この「失敗したくない」というキモチこそ、

ウダウダ君の症状なんです。
だから進みださないんですね。


書道教室にはもちろん、

新しいチャレンジにも、

このチャンネルを使っています。


私の一番の効果は、

楽しそうにしているだけで、

先生からのぞきに来てくれる事。

字を早くみてもらえれば、

早く教えてもらえるのが嬉しい。


これなんですね。


中谷彰宏さんに教わった100のこと  10/100


「できないこと」の楽しみ方を増やしましょうニコニコ