お題目をいただいたので、久しぶりにブログを更新しました(^O^)
僕は鉄道マニアですが、たんなる趣味の道具ではなく「交通機関としての鉄道が、これからも発展してほしい。そのために、少しでも多くの人に鉄道に乗って貰いたい。」という思いが、強くあります。もちろん、自身の移動時も「鉄道で行ける所は鉄道で行く」のが鉄則です。なので、「自動車や航空機が台頭して鉄道の利用者を奪う」という事態を、以前から憂慮していました。
なかんずく、全国で高速道路を始めとする道路整備が行き渡り、そのために鉄道利用者が自動車に取られるコトに、強い憤りを感じていました。そりゃ確かに、自動車は便利な乗り物ですよ。自動車でなければダメな用事、行けない場所だってあるでしょう。
でも、鉄道が果たせる役割まで自動車が食わなくたっていいじゃないか!!と思うんですよね(-_-)(←夜行高速バスなんかまさにそれ)。じゃ、何のために鉄道を造ったの?せっかく敷いた線路がもったいないじゃん!と思いませんか?
明治時代に鉄道が発明されると、特に交通の不便な地方から「おらが村にも鉄道を!」という陳情が殺到し、全国に鉄道が敷かれた。だが時代が下り自動車という新しい乗り物が発明されると、自動車が走りやすいように道路整備が始まり、今度は「おらが村にも道路を!」という陳情が全国から起こる。そして道路が完成すると「自動車の方が便利だから、鉄道はもう要らないね」・・・。
オイ待てよ!あんたらが鉄道欲しいって言うから造ったんだぞ。今さら要らないなんてそんなワガママあるか!せっかく造った線路どうすんだよ!!だったら最初から鉄道が欲しいなんて言うんじゃねぇよ!せっかく造ったんだから責任持って使えや!!って思いませんか?(^^;
わかりやすい例を1つ。北海道の苫小牧から様似まで、JR日高本線があります。慢性的な赤字路線で、しかも数年前の高潮で線路が被害を受けたために現在は鵡川から先が列車運休となっています。経営危機のJR北海道にはとても復旧する資金力はなく、かと言って沿線自治体や北海道庁も資金援助を渋っており、現在は廃止が免れない状況になっています。
ところが、このすぐ近くを立派な高速道路=日高自動車道が通っており、しかも無料なんですよ!数年前の道路公団民営化の際、民間会社は当然、不採算路線持つのを嫌がるので「それなら赤字路線は無料にして税金で賄おう!」というワケでこうなったんですよね・・・。
チョット待て!同じ公共性の高い交通インフラなのに、何で
鉄道→赤字なら廃止
道路→赤字なら税金で肩代わり
なんて扱いが違うんだ!?おかしいと思いませんか?
だったら・・・
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全国のすべての赤字鉄道路線を無料で利用できるようにし、その運営資金は税金で賄う。またはすべて国有・公営化して公的資金で運営する。
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全国のすべての赤字道路を廃止する。赤字が見込まれる道路は即建設を中止する(つまり未成線にする)。
のどちらかの策を採らないと、スジが通らないというものでしょう。
で、どうしてこんなコトになるかというと、やっぱり道路は鉄道よりもずっと財源が豊富だからなんですよね。ガソリン税etc等からなる「道路特定財源」がそう。以前は僕も「そんなにカネがあるなら、鉄道整備に回してくれ」と思ってました。しかし「道路特定財源は自動車利用者から道路整備のために集めた税金。それを鉄道に使うのは目的外利用になるからイカン」と言われると、確かに何も言えません(^^;
ところが・・・道路予算というのは、実は道路特定財源だけじゃないんですよね!全体の約3割は、国や自治体の一般会計から出ているんです(阿部等著「満員電車がなくなる日」より)!となると話は違ってきますよね。それなら鉄道予算にだって3割の税金補助があってしかるべきでしょう!現実には、鉄道に投じられる公的資金なんぞはほんの雀の涙。でなければ、「道路整備が進んで鉄道利用者が減った」なんてなるワケがないし・・・これを不公平と言わずに何と言うのでしょう?(~_~メ)
やはり鉄道も道路&自動車も、公共性の高い重要な交通インフラであることは間違いありません。それぞれがきちんと役割分担する。時には競合もあるでしょうが、その場合はあくまでも同じ土俵上でフェアな競争をし、共に健全に発展していくのがあるべき姿でしょう。しかし、現状の日本社会はそうなっていないのが残念であり、このままでは、日本の鉄道はいつの日か大都市周辺と新幹線しかなくなってしまうのではないか?と鉄道の将来を憂慮し「何とかならないか?」と模索している、はやぶさE5です。
そういう意味では、「鉄道に乗らない鉄ヲタ」にも物申したいのですが、長くなったのでまた稿を改めて述べましょう(^^;
これについて皆さんはどう思いますか?ご自由にご意見をコメント欄にお書きください!(^^)!
ただし、これまでの記事に書いたルールを守って書き込んでくださいね。