大麻を吸うと被害妄想で親類を警察と思い込み、時には殺害してしまうケースがある。
そんな事を聞いた事はありませんか?
結論からいいますと、確かに被害妄想はありますが殺人などしません。
ちょっとした勘違いはあります。しかし、実際に理性を失って身内を殺害するようなケースはありません。
コレはいわゆるバッドに入る、と言われている事でもあります。
大抵すぐ忘れてしまったり、落ち着きますし、大麻の効果が切れれば通常に戻ります。
被害妄想は、違法国では逮捕されるのでは?
と言うことが原因で起こりやすい症状であるため、合法化されている国で使用すればかなり軽減されます。
誰かに悪口を言われてる気がする、などと思う人もいますが、友人や恋人に裏切られた経験があり、人間不信に陥っている人に多く見られます。
あいつ、俺の大麻取ってきてくれたけど1gくらい抜いて無いだろうな?
とか、とてもくだらないことだったりしますが。
自分自身のことを見つめ直して、自分が生きてきた意味や自分がしてることが正しいのか、社会がどう動いて何処に向かってるのかを考えてしまい、自分はこのままではいけないのではないかと落ち込んでしまう事があります。
これは逆に真実や新たな気づきを得られるメリットでもありますが。
しかし、どのケースも心の問題が表面化した事によるものですので、悩みがある人がお酒で酔うと泣きじゃくったり不満がある人が酔うと怒り出したりするのと同じような事です。
つまり、通常のシラフの状態ですでに心では被害妄想を感じている人なのです。
と、言っても毎回被害妄想が出る訳ではありませんが…
自分の心の問題を解決する事や、大麻を使用する場所、状況などを限定すれば被害妄想はそんなに心配する事はないでしょう。
ここで1つお酒とは違う大麻特有の効果があります。
お酒の場合興奮作用がありますので、憤慨すると暴力的になり、暴れたり必要に絡んでしまう絡み酒があり、時には殺人やDVに繋がり「お酒を飲まなければ普段はいい人」なんて、ニュースなどでも取り上げられるような事件を起こす事があります。
一方で大麻の主な作用は沈静、リラックスです。不満があり、憤慨してもカーッとなる事は稀であり、愚痴をこぼしたり不安がったりする事が多く、放って置くか話し合うと落ち着きを取り戻すことが多いのが特徴です。
では、大麻を吸って暴れることはないのか!?
と言えば、そんな事はありません、大麻を吸う前から凶暴な人であったり、大麻を吸う前から暴行する事を心に決めていれば大麻の鎮静効果も届かないでしょう。
例を挙げるなら、1980〜1990年代に暴れ回ったコロンビアの麻薬王、パブロエスコバルは、数千件の殺人事件に関与、指示をしたとされますが、彼も大麻愛好家であり、コカインなどは一切摂取しませんでした。しかし、酒も好きだったようです。
相模原障害者施設殺人事件は記憶に新しいと思います。犯人の植松被告は犯行前に大麻を吸っていたようですが、鎮静作用も効果を発揮できず実行してしまいました。
植松被告は大麻を使用する以前から精神障害があり、障害者に対する殺害意識も持ち合わせて危険ドラッグやお酒を好んで常用していたそうです。
このように、大麻を吸えば絶対暴れないとか絶対被害妄想を抱くという事では無く、大麻は鎮静作用やリラックス効果はあり、人を大人しくさせる作用はあるものの、人格そのものに影響することは無い。
という事が言えます。
心に元々ある不安や人間不信が表面化されてしまう事がある。
それが大麻の被害妄想デメリットです。
最後まで読んでくれてありがとうございます
次回は、依存性や健康被害、大麻精神病について話します。


