大好きな利用者さんが熱発して入院されました。
尿路感染で1週間ほどの入院予定と言われたのですが
もう一カ月以上経ってしまいました。
90歳なのに愛情表現が豊かで、いつも綺麗にして
おられ、周りに気遣いされる可愛らしい女性です。
記憶力の低下はあまり目立たず、時折そこにないものが
見えたり聞こえたりする(幻聴や幻覚)レビー小体認知症
という病気ですが、お薬を飲んでほとんど症状は見られませんでした。
ところが入院すると環境の違いからせん妄という症状が
現れてご飯が食べられなくなり、点滴を自分で抜いて
しまったりされたそうです。
コロナのせいで病院が面会謝絶している為ご家族も私たちも
ご本人に会いに行けず「大丈夫だよ」「すぐ帰れるよ」と
言ってあげられず、不安の中でせん妄状態は続いていると
想像しています。
落ち着かないと退院出来ない、でも感染対策のせいで
本人に会って言葉をかけられず安心させてあげられない。
本人の不安はもう限界を超えていると思います。
コロナの感染対策は本人と家族と私達の心を
引き裂いています。
どんなに若くてももう90歳です。
病院にいる時間が長ければ長いほど機能は落ちて行きます。
私たちが家に帰ったらせん妄はケロッと治るのでは?
と思っていてもご家族がそう思えなければ
在宅介護を諦めて病院系列の施設入所になります。
本当に歯がゆい気持ちで毎日心配しています。
再び会える日が来るのを信じるしかないのでしょうか。
(Y.N)