先日所用で

某ショッピングセンターに

行きました。

 

必要な買い物を終わらせ、

目的地に向かう前に

お手洗いに行こうとすると

白杖を着いた男性がいました。

 

 

その男性が壁に沿って

白杖を突きながら

お手洗いに入って行ったのが

少し不安だったので

お連れの女性の方に

 

「 よかったら一緒に行きましょうか? 」

と伝えると、

「 大丈夫ですよ

 ここのお手洗いは行き慣れているので 」

「 ありがとうございます 」

と言われました。

 

そうなんですね、と返答しつつも

一応、念の為、と思いながら

中に入り様子を伺いながら

先に出ました。

 

 

すると、女性の方がわざわざ

私に向かって

 

「 ありがとうございました 」

って言ってくれたんです。

特段何もしてないのに、

声かけただけなのに

こちらが恐縮しました。

 

 

お節介だったかなと

思いつつも、私自身

亡くなった祖父が

戦争を機に視力が低下し

弱視から最後の方は

全盲状態だった経験から

目に障害を持った方がいると

自然と気になってしまいます。

 

祖父が出かける際

いつも私の肩を持って

誘導してあげながら

あちこち行ったのを

思い出しました。

 

ある時、祖父が障害物に

気づかずぶつかった際

それを見ていた人が

笑った事があり、

私はそれに対して

頭に来て言い返しました。

 

物凄く悔しかった

その気持ちは今でも

覚えています。

 

 

そういった経験があったから

白杖を持った男性が

気になり、目に映ったんだと

思います。

 

とはいえ、他の方は何も

思わないのでしょうか?

別に大袈裟な事は

しなくとも、少し手伝うだけ

ちょっと声をかけてあげるだけ

それだけで救われる事も

たくさんあるのに。

 

 

他人に期待するのも

おかしな話なので

人の事をとやかく言うより

先ずは自分が率先して

行動する事を継続します。

 

あの女性の

「 ありがとうございました 」

は、本当に嬉しかったです。

 

今後の活力にもなる

あの一言、こちらこそ

有難うございました。