熊本のアサリ産地偽装に関する続報を
【 報道特集 】がyoutubeにアップしてました。
「 産地偽装 」はダメ、という単純な問題だけでなく
報道を見て、他にも様々な問題が多々ありました。
① 消費者のニーズが分かってない
多くの消費者は「 熊本県産アサリ 」を求めているわけであって
中国産のアサリを蓄養しても、それは中国産なので
結果として間違っていると私は考えます。
今回この件を告発した方ですが、初回の動画で
「 中国産アサリを蓄養しブランド化する 」と
行っていました。
いや、そうじゃないだろうと・・・
信頼を無くした事、元に戻すには時間がかかるし
苦労する、というのが分かっているのなら
『 純熊本産アサリ 』を手間暇、労力を掛け
出荷できるようにするべきなんじゃ無いでしょうか。
② 遺伝子汚染の危険性を理解していない
ぱっと見で「 中国産 」なのか『 熊本産 』なのかを
理解、識別できる人は少ないと思います。なので
今の熊本の干潟には中国産と国産が
入り混じっている状態です。
そうなると、交雑種が生まれ
遺伝子汚染が進んでしまいます。
別の生き物系YouTuberの方が活動しているのを
時々見ていますが、
海や河川に外来種が蔓延り
在来種が住処を追われたり、
その場所から居なくなったり
交雑種が生まれているのを見ています。
中には自然の摂理だと言う人もいますが、
そもそも人間が持ち込まなければ
その事象は発生しなかったわけです。
人間側がその責任を負っているのに
無責任な発言や行動を見ると憤りを感じます。
③ 危機意識の欠如
中国産のアサリを購入した方のコメントを見て
残念な気持ちになりました。
以前のブログでも
産地は見ずに価格だけ見て買っている人が殆どだと
書きましたが、本当にこれが現実だと思います。
食べた後のコメントも
そうじゃない・・・
勿論、産地偽装を行った事は由々しき問題ですが
②で書いたような遺伝子汚染の危険性や
中国での生産体制に疑問を持たない姿勢に
怖さを感じます。
【 貝毒や残留農薬の検査で基準を満たしたもののみ流通 】
今の日本に輸入されている分量を見て、
本当に全数検査されているのか❓
考えたら無理な事ぐらい分かります。
おそらくランダムに検査しているんでしょうが、
それすらも怪しく感じます。
今回の件で、
熊本県産食材の多くにネガティブなイメージを
植え付けた責任は行政と漁協の関係者、
蓄養に関係した人、
全てに責任があると思います。
動画の最後に県知事のコメントがありましたが
テンプレな発言だけで
何ら誠実さは伝わりませんでした。
こういった保身しか考えない人間が
重要なポストにいる事が
一番不幸なのかもしれません。
私ならピンチをチャンスに変えるべく、
過ちは素直に認め、本来の姿を取り戻すべく
努力を繰り返しますけどね。
本当に情けない・・・
出来ないんなら
私と代わって下さい。
絶対に今より
良い環境に変えていきます。
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