国政だけでなく地方選挙もまとめたサイトがあります。
選挙に関しても色々な情報や結果を確認するようにしているんですが
ここ最近の傾向として、
規模の大きい選挙ほど投票率が低く
規模の小さい選挙ほど投票率が高い
というのがより顕著になってます。
例えば直近で行われた規模の大きい選挙として
山口県知事選挙がありました。
このように投票率が
『 34.91% 』となっています。
逆に規模の小さい選挙は
鹿児島県指宿市の市長選挙が行われました。
結果は『 66.32% 』でした。
色々な要因があると思いますが、
政治や選挙に興味を持たない層が増えた事が
一番の原因なのでは無いかと思います。あとは
都市部になればなるほど、人口における若い世代が増え
結果として投票率が低下するのだと考えます。
今回のブログでは投票率向上施策を考える、等ではなく
選挙結果の分析というか、物の見方を変えてみようと
思いつきで書いてます。どういう事かというと
『 不信任割合 』です。
例えば山口県知事選挙の結果。
投票率『 34.91% 』と低い事にも驚きなのですが
分析してみると、有権者「 1,130,207人 」
村岡知事の獲得票が「 340,503票 」なので
それぞれの数値を割ると
『 30.1% 』です。という事は山口県民有権者の
「 約70% 」の人々が
村岡知事を信任していないとも言えます。
他にもっと投票率が低い選挙結果があります。
・岐阜県岐阜市長選挙
投票率 24.82%
有権者数 337,396人
当選者獲得票 71,436票
不信任割合 約79%
・埼玉県川口市長選挙
投票率 21.67%
有権者数 479,682人
当選者獲得票 80,555票
不信任割合 約84%
ひどいもんです・・・
因みに私が住んでいる
大分市の市長選も似たような結果で
不信任割合が
「 約77% 」もあります…
この結果は政治を担っている人だけが悪いのではなく
有権者側の無関心も大きな問題だと思います。
確かに日頃何しているか全く分からない、
その癖報酬だけはめちゃくちゃ高い。
選挙の時だけいい顔してくるけど
その後は挨拶すらしてこない。
政策を公表するも魅力もなければ
その後実行する事も無い。
そうなると諦めというか見放すのも当然だと思います。
とは言え、元々停滞していた日本経済に対し
コロナ禍が追い討ちをかけ疲弊し、
そろそろ限界に近づいている人や
企業が多いはずです。
選挙時以外にも声を挙げる事は重要ですが
先ずは何より「 投票する事 」で
意思表示をすべきだと思います。
投票するに値しない人材ばかりだという意見も聞きますが
そろそろ気付いた人、目覚めた人も
増えてきているので、
とりあえずでいいですから政治と選挙に
興味を持って頂きたいと思います。
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