先週、大分県議会議員の方と農業関連のお話をしました。
その話の中で話題に上がった「 某NPO法人 」に出向きました。
有機JAS規格の事や県内の農業の実情を
質問したかったのですが、職員の方は2名しかおらず、
この後予定があるからと邪険に扱われる始末…
話した内容が
私 「 有機JAS規格に関して伺いたいんですが❓ 」
職員A「 どれぐらい時間かかりますか❓ 」
「 この後予定があって時間がないんですよ〜 」
職員B「 ※沈黙 」
私 「 …、もういいです 」
めんどくせ〜って感じが
ヒシヒシと伝わりましたし
【 質問に質問で返すな… 】
場所も入り組んでてよく分からないし、事務所内も乱雑だし
有機食材扱っているのに「 コンビニのパン 」食べてるし…
いや、いいんですよ、コンビニのパンぐらい食べても。
でも余りに態度がアレだったんで聞くのをやめました。
なので以前より行く予定にしていた
「 大分県事業承継・引継ぎ支援センター 」に行きました。
※以前のブログ
結論から言うと、
難解な問題を解いている感覚になりました。
出向いた所、対応頂いたのが何故か
『 統括責任者 山村 文彦 さん 』❗️
こんな若造が何のアポも無く行ったのに、
そんな方が対応してくれんの❓
と思いながら話を伺いました。
ある程度事前に制度やHPを調べて行ったのですが
個人的に感じた問題点として
・制度の周知徹底度合いが足りない
色々な施策(セミナーや訪問、チラシの配布等)は行っていると
言われてましたが、知らない企業と個人の方が圧倒的に多い。
対象となる企業代表の多くが高齢なので、HPやSNSで告知しても
把握する事ができない。
・事業主が前向きな気持ちになってない
職員の方々が訪問して制度を進めても、考えが凝り固まった
経営者が多く聞く耳を持たない。親族ならまだしも他人に譲渡や
M&Aするぐらいなら廃業した方がマシという考えになっている。
企業としての伝統や味を残すのに時間がかかるのも問題。
・登録者数が企業、個人共に少ない
特に個人の登録は「えっ❓」というぐらいしかおらず
マッチングが厳しい状態。そもそも事業承継なので
引き継ぐ際の資金が必要なのもハードルが高いし、登録は
センターに行く必要がある(※なら駐車場は必須でしょ…)
責任者の山村さんはとても素敵なお人柄でした。
こういった方からの案内なら聞く耳は持ってもらえるのでしょうが
上記問題点が分厚い地層のようになっていて、
解決には目茶苦茶時間がかかると感じました。
これこそ行政がもっと注力して
改善方向に仕向ける必要性があると
思いますが、ここ数回の市議会便りを見ても誰も質問すら
行ってません。期待する方が悪いんでしょうか❓
残り2〜3年で
100万社以上の企業が
廃業になる可能性があります。
企業側も求職者側も理想を追い求めすぎず
一定の妥協を飲み込みながら事業存続を最優先にし
日本という国家の存続を考えていくべきだと
切に感じました。