今回の衆議院議員選挙の出馬にあたり

手続きの煩雑さ

身をもって体験しました。何が大変だったかというと

 

書類が多い!

 

候補者本人と政党が届ける物がそれぞれあり、頂いた書類全てを重ねると

2センチぐらいありました。

 

対応が基本アナログ!

 

記載も手書き、提出した際の確認手法も職員の方が2名で相互確認

ミスが無いかチェックしてました。

 

内容が古い!

 

とある書類に個人HPアドレスを書く欄があるのですが、アルファベットで

書くのに何故か縦書き・・・

 

今回で衆議院議員選挙が49回目で、確かに初回開催からの

数十年間の期間で考えれば回数として多くないのかもしれません。

 

とはいえデジタル庁も発足し、あらゆる公的な申請

オンライン上で行われる中で、選挙の出馬申請もweb上で

実施出来るように変更すべきだと考えます。

記載する側の私達も大変ですが、

確認される職員の方々はもっと大変です

 

例えば、入力する際におかしな内容であればエラー表示させる、

名前や住所などは一箇所に入力、もしくはプルダウンで選択したら

他データにもジャンプし、記載される等。そうすれば確認する手間は

省け時間効率も格段に改善します

 

供託金等の資金面の問題。

書類記載や実施しなければならない事が多い問題。

 

結局は潤沢な資金と、一定の専門性を兼ね備えた

人材を数名確保しないと立候補出来ない状況です。

 

政策にも掲げている供託金は、大幅に金額を下げる必要がありますが

申請手順や、量の煩雑さを軽減させる仕組みの構築も

より必要だと感じました。

 

あと個人的に感じたのは職員の方々への過分な負担です。

毎日長時間残業しているようですし、昨日と今日の土日も

勤務されるとの事でした。責任感を持って臨んでらっしゃる姿を見て、

本当に感謝の気持ちで一杯です。

 

その反面、構造改革出来ていない国の現状に憤りも感じました

加えて、労働環境の改善も必要だと切に思いました。

まず空調ぐらい整備してあげたい。なぜ皆さんが半袖シャツなのかが

よく分かりました。あと、別の役所でも自動ドア入って

一般人が利用や申請する側はタイルというか硬い床面

議会に向かう側は赤色のふわふわカーペットなのでしょう?

ここにも本質が現れていると感じます。せめてインフォメーション付近で

案内している方の足元ぐらいはタイルカーペットに変更してあげたいです。

 

公的機関も民間企業も一緒で、

ES ( employment  satisfaction ) が向上しないと

モチベーションが低下し、生産性も低下すると考えます。

今回の出馬を機に、今まで以上に異常

キャッチするようになりました。

 

日本が低迷、停滞しどうにかしなければならないと騒がれていますが

目の前に問題はあり、解決策も目の前に存在します

あとは

やるか

やらないか

それだけです。