髪きりました。



美容院でいろいろやってもらっている間、美容師さんたちを観察していたのですが、最近の美容院って完全に分業制が確立していますよね。



スタイリストとかといわれる(その美容院ではね)実際客の髪をきる担当と、まだ髪を切るまでは、いってない人。そんななかでもカラーやる人とか、シャンプーをずっとやる人とかが分かれている。で、この人たちがスタイリストさんたちの補助も行う。



そんな分業制をみていて、特にすごいなと思ったのが、おれ自身がパーマしてもらっているとき。



パーマかけるのに、美容師さん髪にロットを巻いていきますが、最初は俺の髪きってくれている美容師の人が一人でたんたんと巻いていたんです。

で、それを見つけた下の人が、ふっととなりに来てロットを巻きやすいように手渡ししだす。



特に声をかけられなくとも、下の人たちが自分の仕事をみつけ、その仕事をたんたんと実行していく。美容師さんたちにとっては至極当然のことなのかもしれませんが、言ってもやらないような下が多い環境で仕事をやっている身にとっては、美容師さんたちの仕事のやり方に感動してしまいました。

本当にうちの新人君たちにも見習わせたい限り。




最近新人の行動があまりにもひどいと思っているのは各法人共通なことらしく、そんな新人の行動を律するためにチェックリストまで作っている大手監査法人もあるようで。


このチェックリスト、内容的には「スタッフがすべき仕事(雑務)をシニアがやってないか」とか「クライアントにはきちんと挨拶をしているか」とか。結構初歩の初歩というか、いわれなくともわかるでしょってことが、つらつらと記載されております。



なんで、こんなことのためにチェックリストまで作らなくちゃならないのかと、情けなくなります。




でも、かの山本五十六の有名な言葉に


やつてみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。




これ聞くと、昭和の昔から何もかわらないのかななんて思ってしまいます。




山本五十六でさえ、こう言っているんだから怒ってやらせるのはだめなのかな~とか、「今年の新人は。。。」ってぼやいているのは、自分の新人時代のことを忘れてしまっているだけかな~なんて反省しちゃったり。





でも、「クライアントに挨拶」なんて、上に言われなくとも普通やるよな~