記事より~
「女性公認会計士を増やせ」。金融庁は深刻な会計士不足を解消するため、女性の会計士試験受験者を増やす取り組みに乗り出す。6月13日に津田塾大学(東京都小平市)で、「公認会計士説明会」を開くのを皮切り、全国の女子大や女子高にリクルートのためのキャラバン隊を派遣する。
女性に対象を絞った説明会の展開は今回が初めてという。国内の公認会計士は現在約1万7000人しかおらず、米国の33万人の20分の1にとどまっている。2008年から不正会計を防ぐため内部監理の強化を義務づける内部統制制度が導入されるほか、M&A(企業の合併・買収)も活発化しており、今後、会計士への需要がさらに増えるのは確実で、金融庁では会計士の増員を急ぐ。
説明会は、金融庁の審議会で、会計士資格や試験を管轄する「公認会計士・監査審査会」が、日本公認会計士協会の協力を得て実施する。
女性をターゲットにしたのは、「一度資格を取得すれば、結婚や妊娠などの理由で一時的に離職しても、復職しやすく、活躍の場が多い」(横山正・総務試験室長)という、働く女性にとっての魅力をアピール。これまで少なかった女性の受験者を増やすのが狙いだ。
津田塾大での説明会は全学部の全学年を対象に開き、業務の説明のほか。OGが体験談を紹介する。
金融庁では、内部統制制度だけでなく、今年9月施行の金融商品取引法により企業の四半期決算の開示報告が義務化されるほか、環境監査の導入やM&A関連のコンサルティング業務の急増などを見越し公認会計士を2018年度までに5万人に増やす計画を打ち出している。
ただ、2006年度の公認会計士試験の合格者は3108人で合格率が14・9%と低く、なかなか増員が進んでいない。特に女性合格者は約2割の619人にとどまっており、約3割といわれる弁護士や医師試験の女性合格者に比べても大幅に低いのが実情だ。
また、「激務のうえ、給与などの処遇もよくない」(大手監査法人)という。また、企業の不正会計が相次ぐなか、会計士の責任が重くなっていることも敬遠される一因となっているようだ。
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確かに会計士業界、女性はとても少ない。
専門学校時代から、その割合は2割から2.5割程度と思われる。で、受かっても途中で馬鹿らしくなってやめていく子もおり、2年経過後に働いているのは2割弱程度かと。
そんな状態を危惧した金融庁が女子大等で説明会を開くとのこと。
しかし、個人的には下記の理由等で女性にお勧めはできない。
まぁ、女性でなくともだけど。
(今日は、法人の組織についていやなことがあったので、ネガティブ100%ですがお許しあれ)
① 毎日の荷物は重い。とうとう3000ページを超えてしまった監査小六法とパソコンを毎日持ち歩かなくてはならない。だからしょうがなくキャリーバックを毎日ゴロゴロしてる女の子が多い。満員電車では邪魔者である。
② 繁忙期には夜は遅い。女性は国際部などをあこがれるが、国際部でインチャージやっている友人は夜中までJ2の女の子を働かせる。鬼である。最近は人が足りないためエスカレートしてきている。よく言えば男女平等。結果、当然肌はあれる。
③ 記事に書いてあるとおり処遇はよくない。
資格ものなら医者>弁護士・・・・・・・>会計士か。でも鑑定士よりはうえ。
④ 資格を取れば、産休明けなどでも復活できるなどと言っているが、昨今の目まぐるしい会計制度の変化の下では、1年以上会計に携わっていなければ、いっきょに浦島太郎状態に陥ることこの上なし。
自分でいろいろ考えた上、目指したければいいと思うが、今回の説明会および監査法人の主催する説明会等々で、会計士が「証券・自由経済市場の番人」とかくだらない幻想を植え付けられたならばやめておいたほうがよいかと。
最近は番犬にすらなれず、金融庁の動向に震えている従順なポチでしかありませんので。
そういえば、会計士がどうやったらメジャーになれるか(つまるところ女の子に知ってもらえるか)で、かつて2チャンネルで会計士が主人公のドラマ作ればいいんじゃないかなんて語られていたことがあった。主演はキムタクで、題名「calculator」(和訳:電卓)
キムタクがデンタクもって。。。えらく地味な絵が浮かぶ。