記事より~

トヨタ自動車は、会計監査人としてあらた監査法人を正式に選任すると発表した。

同社の会計監査人はこれまで、中央青山監査法人(現・みすず監査法人)だったが、金融庁から昨年7-8月にかけて業務停止処分を受けた。

このため、トヨタはあらた監査法人を一時会計監査人としたが、あらた監査法人の監査品質、独立性、監査の継続性・効率性などの観点から、会計監査人として適格と判断した。

このため、一時会計監査人から、会計監査人として正式に選任する。6月22日開催の定時株主総会で正式に選任する予定だ。


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トヨタ自動車が監査人を、みすず監査法人からあらた監査法人へと正式に変更。変更といっても、すでに同法人は一時会計監査人となっていたので、今株主総会にて正式に選任される。


トヨタ自動車の監査報酬は、トヨタグループ全体では1,421百万円、トヨタ自動車単体では360百万円(有価証券報告書【コーポレートガバナンスの状況】監査報酬の内容より)ということ。同業種のなかでは、ホンダがグループ全体で1119百万円、他業種では三菱商事がグループ全体で859百万円、キヤノンが853百万円と、トヨタの監査報酬は、日本における監査報酬では高額だけに、あらた監査法人にとっても虎の子。高額といっても、あくまでも日本においてだが。。。


ちなみに海外ではFORDは41.6百ドルはGMが34百万ドル(2004年金額)だからトヨタと比べても倍以上。



ちなみにホンダ→あずさ、三菱商事→トーマツ、キャノン→新日本がそれぞれ監査を行っている。