本来無料であるはずの議員会館における水道光熱費に対して、

年間500万円超の水道光熱費を支出として報告している松岡農水相


「今、水道水を飲んでいる人はいないでしょう」

と世間の人々からしたら大顰蹙な発言とともに

「なんちゃら還元水を飲んでいる」という適当な発言

毎日飲んでいる(本人が言っているだけですが)ものだったら、銘柄くらい覚えてられるでしょと思いますが。。。


この何チャラ還元水のせいで年間500万円を超える水道光熱費を計上することになったとしたら、このくらいの金額の水を飲んでいないと採算が合わないということもあり、松岡農水相は1本5000円のミネラルウォーターを飲んでいるのではないかという憶測が飛び交いました。1本5000円×1日あたり2本~3本×365日で年間365万円~540万円ということでしょうね。


で、1本5000円を超えるミネラルウォーターというとこれくらいしかないようです。

ナノクラスターGeルルド水1200

http://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?pid=697702


mizu

そこには飲み方として以下のことが書いてあります。

・お口に含んだらすぐに飲み込まず、お口の中で15~20秒程度水を転がしてから、飲み込んでください。
・1日約100ccを3回(1回約30cc程度)に分けて飲用下さい。


これをみる限りどうやら1日に2本も3本も飲んでいいものではないようです。

ごくごくと喉が渇いたとき飲むものではなく、薬のような飲み方です。


まぁ言わずもがな結局は、こんなもの毎日飲むなんていうのは嘘以外のなんでもないということです。領収書を発行できないような支出を領収書の添付の必要のない水道光熱費として付替えを行っているのは見え見えです。

(今日朝、『特ダネ』小倉さんが試飲していました。味はなんかすっぱいらしいです)


しかし政府もこの松岡農水相の嘘に対して、総務大臣が、「水道光熱費等の等に含まれる」といってみたり、下記、塩崎官房長官の価値観の違い発言等松岡農水相をかばうような発言が続きます。まぁ、既に昨年佐田氏が辞任してしまっているため、内閣からこれ以上の辞任者を出すと安部総理の任命責任を問われることになるからと、いろいろ必死なのはわかりますが、その思惑が露骨すぎで嫌悪感すら感じてしまいます。。。

塩崎恭久官房長官は、松岡氏が飲んでいると一部で指摘される500ミリリットルで5000円という水の値段について「それは人による。値段は価値を見いだす人によって決まってくる」と述べ、不自然さは感じないとの認識を示した。 (3月14日付)



まぁ、その水が嘘でないとしても、我々の税金でもって飲むのは不届千萬といわざる終えないでしょう。1本5000円の水ですよ。酒より高いミネラルウォーターなんてすでに嗜好品の域だと思いますしね。確かに価値観は人それぞれでしょうから、その何チャラ還元水をいくら飲むでも大いに結構ですが、自分の金でもって飲んでいただきたいものです。でもそんな水を毎日飲むような価値観を有しているのならば松岡農水相は通常の人々とは、だいぶ価値観がずれているということになります。そんな価値観のずれた人は、市民の代弁者とはいえませんから結局のところおやめになるのが、一番なのではないかと思われます。