みすず監査法人ホームページより  http://www.misuzu.or.jp/pr/press/prpre070223_0101.html

今般、当監査法人において、当監査法人が監査職員に貸与しているパーソナルコンピュータ(以下PCと言います。)が盗難されるという事故が発生いたしました。当該PCには、監査関与先様から会計監査に必要な範囲で入手、加工した監査関与先様及びそのお客様の情報(個人情報を含みます。)が記録されております。このような事態を招きましたことは誠に申し訳なく、ここに深くお詫び申し上げます。

1.盗難の経緯
当法人の監査職員が上海出張の際、平成19年2月10日(土)午後12時半頃(現地時間)、上海空港への帰路にて上海市内ホテルで食事中、テーブル横に置いていたPC入りの鞄が盗難され、直ちに現地(上海)警察に盗難届を提出致しました。現在までのところ、当該PCは発見されておりません。
なお、現在までのところ、監査関与先様及びそのお客様の情報の不正使用等の事実は確認されておりません。

2.記録されているお客様情報
当該PCには、下記監査関与先様から会計監査に必要な範囲で入手、加工した監査関連情報が記録されており、その中に関与先様のお客様情報(氏名、住所、債権額等)の一部も下記件数が含まれております。


 ミサワホーム中国株式会社  お客様情報  1456件
 北陸ミサワホーム株式会社  お客様情報   256件


なお、関与先様には当監査法人より本件につきましてご説明をさせて頂いており、また、関与先様のお客様には、監査関与先様のご協力をいただきながら、個別にご通知申し上げております。

3.当該PCのセキュリティ対策について
当該PCには、パスワードの設定やハードディスク全体の暗号化など、多段階の厳重なセキュリティ対策を講じており、従いまして、当監査法人といたしましては、当該PCからハードディスク内の情報が外部に漏えいする可能性は極めて低いと判断しております。

当監査法人といたしましては本件の事態を重く受け止め、監査情報及びPCの管理、取り扱いを一層厳格にするとともに、新たなセキュリティ対策を講じることで、情報管理体制を強化してゆく所存でおります。

みすず監査法人で、今度はパソコン紛失が生じたようですね

まったく、弱り目に祟り目もここまでくるとは、と思ってしまいますが

昨年、トーマツにてパソコン紛失が生じたときには

もっと大きなニュースになっていたと思いますが

みすず監査法人においては監査法人の解体という

もっと大きな記事の影に隠れてか、ちょこっと報道されたくらいでしょうか



昨今の監査においては、たいていが企業作成したデータを用いて作業を行うため

監査に行っている間の個人貸与パソコンの中は、その企業情報の宝庫になってます

そんな状態なので、どこの監査法人においてもパソコンの紛失→データ流出がないよう

さまざまな対策を講じているようです

(あくまでも大手のみで中小監査法人はちょっとわかりませんが。。。)


そんな中で、もし監査法人でパソコン紛失等の情報流出が生じたときには

監査法人の監督官庁である金融庁に届出をしなければなりません

当該データ紛失クライアント担当の代表社員が

金融庁へ始末書みたいなのを書くようです


なのでパソコンも持ち歩く俺らも、パソコンの帯同に関して

いろいろなことを要求されます

酒飲むときはパソコンを持っていってはいけないだとか

新幹線とかでの移動中でもトイレに行くときはパソコンをもっていけとかね


でも、あんな小さい新幹線のトイレ行くのに

パソコン入ったでかいかばんもって行くのはとっても窮屈ですし

そもそもパソコンもってトイレに行くって

ほかの乗客から、いろいろな意味で不審がられそうだと思うのは

俺の考えすぎなのでしょうか