昔から金融小説が好きなので
高杉良の『金融腐食列島』シリーズとか
江上剛モノなどを読んできた

幸田真音の著書も

『日本国際』『小説ヘッジファンド』などなどをを読んできたなかで

最近出版されたこれも

本屋で見つけてついつい買ってしまいました


ちなみに幸田真音(コウダマイン)のマインとは

金融用語をもじったものらしい


「マイン」

ディーラー用語で、買うときの符牒

(業界でしか通用しない特殊な用語)。

第三者にはテイクンと表現するが、

たとえばディーラーがドルを買うときに、

相手方に伝える言葉などを指す。

日本語で言えば「買った」ということを意味する


タックス・シェルター

¥1,800 株式会社 ビーケーワン




で、本の内容というと


ある証券会社のカリスマ会長から

隠し資産を託された財務部長が

タックスヘイブンつかっていろいろと簿外取引を行うが

金をめぐったどろどろにはまっていくっていうストーリー


よく金融不正の話題に上がるタックスヘイブンが

どのような使われ方をするのか

その雰囲気くらいはわかるかな


俺的には最後の最後は微妙な終わり方に感じてしまいますが

まぁそれは読んでみて判断してくださいな