小泉首相靖国参拝において
NEWSでよく聴くようになった言葉
「A級戦犯」
しかしながら、この「A級戦犯」についてまったくわからないといってよい
誰がA級戦犯かって、東条英機くらいしか思い浮かばない
なにをもって「A級戦犯」に分類されたのかもわからない
中学高校でならう日本史においても
あまりここらへんって勉強していない気がする
近現代史って、その重要性とは反対に
教科書の中のボリュームってぜんぜんないし
まだまだ、いろいろな思惑がからむだけあって
教科書にも、しにくいのかなと
まぁ、そんなこともあって、この「A級戦犯」を知る上で
とっかかりとして購入してみたのがこの「いわゆるA級戦犯」
- 小林 よしのり
- いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
まあ以前からたまに「ゴーマニズム宣言」を読んでいたこともあり
かたよった極論に行き着くこともあるが
切り口としてはなかなか面白いしね
で、この中に書かれているのは東京裁判が
終始アメリカ主導により、まったく公正さを欠いたものだったてこと
東京裁判がどのようなものだったかをみると
現在のイラク統治にも見られる、昨今のアメリカ覇権世界における
アメリカのジャイアン主義がこのころからすでに
確立されてしまっていることが脈々と感じられてしまう
「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」っていう
ジャイアン名言を、まさに地でいっているかんじ
それでも、どらえもんのジャイアンはいつもはひどいが
いざという時には親分肌なところもあり、のび太が本当に困ったときには助けてくれる
しかし、リアル世界のジャイアン(アメリカ)は
本当に困ったときにのび太(日本)が泣きついたとしても
きっと助けてはくれないだろう