記事より~  東証、上海証取と提携協議を開始 上場制度整備懇談会も設置

東京証券取引所は22日、中国の上海証券取引所と業務提携に向けて協議を開始したと発表した。同取引所とは2002年に協力協定を締結し、情報交換や人事交流を行っているが、国際的な取引所再編の動きをにらみ、さらに連携を深める。今後、新商品開発やIT(情報技術)に関する情報交換を行うことなどを検討する。

 東証は7月以降、韓国取引所や中国・深セン証券取引所などと相次いで提携協議を始めたほか、米ニューヨーク証券取引所との連携強化も目指している。

 東証はまた、6月に公表した「上場制度総合整備プログラム」に基づく具体案の策定に向け、「上場制度整備懇談会」を設置すると発表した。座長には神田秀樹東大大学院教授が就任する予定で、9月以降毎月1回程度開催し、来年春をめどに中間報告をまとめる


先日のNYSEのユーロネクストの買収にみえるように、証券市場の国を超えた拡大が見られるようになりました

なんか、NYSEはロンドンに新市場造るとかいう構想もあるようですしね


東証も、これに影響され業務提携をさまざまな市場と検討中


そもそもユーロネクスト自体も3つの証券取引所が合併したもの


『ユーロネクスト』

2000年9月に、パリ証券取引所・アムステルダム証券取引所・ブリュッセル証券取引所の3つ取引所が合併して設立された新しい証券取引所。 合併後は、それぞれユーロネクスト・パリ、ユーロネクスト・アムステルダム、ユーロネクスト・ブリュッセルに改称された。 ユーロネクスト設立の理由は、現物取引及び派生商品取引のシステムを統合することによって、クロスボーダー取引を容易にすると同時に、3取引所から注文を一カ所に集めることによって、流動性の向上をはかることにあるとされている。 なお、ユーロネクストの株式は、2001年7月に、ユーロネクスト・パリに上場した


市場が国境を越えて合併、提携等を繰り返し

資金調達はより、多様化していくことだろう


でも、どこかの市場で株価の暴落が起こったときには・・・

市場連動性がさらに高まっていくのではないだろうかという危惧がさらに高まる


「バタフライ効果」じゃあないが

上海で蝶が羽ばたくと、NYでは嵐がおきる

ってことになってしまうのでは・・・